サーフブンガク鎌倉アニメ

趣味のこと書きます。ヤマノススメで登られた⛰の全制覇を目指したり、🏍で旅したり、🏕したり、アニメの感想書いたり

ヤマノススメNext Summit 感想 (2022年アニメ10選(後編)という体で)

前回の続きで、2022年アニメ10選に入れようとしていた最後の1作品についての感想を書きます

futaristyle.hatenablog.com

ヤマノススメ Next Summit

10選、最後に選んだのはヤマノススメです。

2022年アニメで、他のアニメを全て圧倒して一番面白かった作品です。というか冗談抜きで人生で見て面白かったアニメ10選に入ります。

ヤマノススメは今期で4期になりますが、過去のクールと比べても破格の面白さだったと思います。いや、今までの積み重ねがあるからここまで面白くなったと思っています。

ヤマノススメだけは個人的に特に好きな”タイトルがや行から始まる作品”っていうのもあり、長くなりますが、いちヤマノススメの原作の読者として色々感想書いていきます

萌エノススメ

ヤマノススメつったら、雪村あおい嬢ら登場する女の子のお顔が非常によろしく、萌えなしでは見れんというところです。や、ほんと重要なポイントですよ。登場キャラがみんなむさ苦しいおっさんだったらハマらなかったと思うので。

女の子たちのお顔がかわいいアニメでは、いかに女の子をかわいく描けるかがとても重要です。ヤマノススメはクールを重ねるごとに女の子のお顔だけでなく、女の子らしい動きを見せる作画がどんどん進化していきました。Next Summitでは全編を通してめっちゃかわいくなってるんですが、特にOPと9話Bパートの作画が本当に好きです!

OPはイントロの朝顔に巻きつかれた金剛杖と富士山のマップを下から上に登っていくシーンからもうワクワク感がハンパないんですよね。横からシュタシュタ歩いてくる雪村あおい嬢は手をめいっぱい振って力入っててかわいいです!他にもセカンドシーズンを思い出させてくれるお嬢とひなたちゃんとのケンカしてるとこも好きなんですけど、特に好きだったのがサビのメインキャラたちが富士登山に向かうのを見送るシーン。

ほのかちゃんのお兄ちゃんは上に下に視点がガッタガタしてていつも通り車の中でユーロビート聞いてノリノリになってるんだろうなぁとか、ここなちゃんがお母さんに金剛杖を渡されて微笑むところとか、ひなたちゃんが👍した後にずっこけるところとか、動作にキャラクターの”らしさ”を全開に込めてるのがすげぇんですよ。

あと、最初のほのかちゃんと楓さんを送るシーンはそれぞれ4拍子ずつでそれぞれ丁度一小節で別のキャラに切り替わるんですけどこの後は一小節には収まらなくて、ここなちゃんは5.5拍子、ひなたちゃんは5拍子、あおい嬢は9.5拍子、からの登山靴ザスッ4拍子で、魅せたいキャラのお見送りシーンは長くとって、かつ飽きさせないリズムで場面が転換してて、サビ中盤のシリアスな富士山の曇天のシーンに繋げる”溜め”が何回見ても鳥肌が立ちます!(拍子についてはあくまで自分の感覚なので正しいのかはちょっとわからない)

9話Bパートについては特にディザービジュアルにもあった髪を耳にかけたお嬢がラスト登場したのが印象的でした。

ちなNext Summitのディザービジュアルはこれですね↓

これが公開された時、お嬢がすごく大人びて見えてTwitterの萌豚さんたちの中では賛否両論(?)だった気がしましたが、いやNext Summitといえばこのお嬢なんだよなと。もちろんまんまるでちんちくりんで、特に髪が顔の内側にくるってなってる、おもいでプレゼントからのお嬢のデザインも好きなんですけど、これはNext Summitで二年生に上がるお嬢の成長を感じさせてくれていいなぁと思ったんです。鎌倉アルプス回のお嬢の私服もどストライクで、マジでNext Summitではこの回のお嬢が一番可愛かったと思っています。もちろん、この回はもはやバトルアニメじゃんってくらいアグレッシブなひなたちゃん母もよかったです! あとお嬢の運動のできない女の子らしい、動きのこだわりも好きです↓

他にも9話Bパートのよかった点(雪村あおい嬢の健康的な前歯とか)はあるんですがキリがないのでこの辺で...。

ちなみに上にあげた双方とも演出は伊礼えりさん作監河本有聖さんのコンビだそうです。伊礼えりさんはサードシーズンでも参加されてて、サードシーズン7話や10話といった特に女の子たちがめっっちゃかわいい回の原画を担当しててあ、あの人か〜!ってなったし、河本有聖さんはNext Summitのキービジュも担当した方です!河本有聖さんはTwitterのアイコンでも、9話の耳に髪かけてるお嬢になってて、好きなんだな〜!って感じがしました

もちろん他の回の作画に関しても、過去作と比べて進化していたり、挑戦してるなぁとも感じました!クリスマスパーティの回、というかほぼ全体的にそうなんですが小春部長ちゃんは活発なキャラっていうのもあってすごい動いてたな〜って思いました。楓さんや後輩にだる絡みするところがかわいすぎますよね!お嬢がFUJIYAMAでつらそうになってるシーンとか、クラス替えでいやいやモードになってるところとか、声優の井口裕香さんの演技も相まってブヒ!やっぱ雪村あおい嬢はつらそうにしてる時が一番かわいいんですよね(え?)

登山シーンには欠かせない背景については、もう写真かってくらい綺麗になってましたし、ひかりさんデート回の、ドローンの映像を元にしたぐわ〜んと上空からダム湖を見下ろすシーンはとても印象的です!

あとあと、ヤマノススメの良さといえば各話作画がごろっと変わるところだと思っています。これを悪さと捉える方もいるような気がしますが、個人的には色んなアニメーターさんが参加して作り上げているというのを実感できてとても好きです。Next Summitが終わった後にエイトビットのオンラインショップから届いたお疲れさま本はすごいボリュームになっていて、本当に数多くのスタッフの手によって作り上げられたというのがわかります。

他のアニメだと誰がどのシーンを担当してたかといったことはあまり調べないんですが、ヤマノススメはそれを調べる楽しさも感じられます。また、アニメーターさんによって各々好きな雪村あおい嬢があるらしく、上に書いたように髪を耳にかけてるのとか、おもいでプレゼントから印象的だった髪が顔の内側にくるってなってるのとか、EDを担当した吉成鋼さんは髪がストーンってストレートなイラストを寄稿しており、それらがアニメ中にも形となって現れてるのが製作現場の自由さも感じられて微笑ましくなれました。

とにかくNext Summitでは多種多様な過去作よりもさらに可愛くなった雪村あおい嬢たちを見ることができて大満足ってワケ!!!!!!!!!!ヤマノススメと共に萌えもススんできたってワケ!!!!!!!!

天才的な脚本、原作の改編

ヤマノススメについては原作の漫画も読んでいて、富士登山回までどういう話になるかは知っていました。ただ、Next Summitは原作勢を不快にさせない、いやむしろ昇天させるくらいにすんばらしい原作改変をしちゃっていたんですわね!!!

原作のストーリーをいじくるのにはNext Summitを見初めた当初はちょっと不安でした。というのもアニオリみたいのは無印からあるんですが、サードシーズン10話のひなたちゃんが飯能駅で池袋で遊んで帰ってきたお嬢たちを偶然見てしまうシーンは、すれ違いには度が過ぎててもはやイジメじゃねーかなって思ったりしたからです。13話まで総合的に考えるとサードシーズンもめっちゃよかったんですが、これは原作にはないアニオリ回で起きたものだったので、今クールも自分が見たくないヤマノススメをされちゃうんじゃないかなって思ったんですよね。でも違った。全部自分が求めていたものだったんだわ...!!!!!

特に革命だと思った富士登山回については章を分けて最後に書きますが、他にはたとえば8話Bパートの冬の赤城山登山回、原作では64話にあたる回が好きだったなぁと。原作ではアニメ同様に、お嬢が小春部長ちゃんやほのかちゃんたちと一緒にスノーシューを履いて、最初から最後まで雪がふっかふかな地蔵岳を登って下りてくるというものでした。

じゃあアニメではどうだったかというと、そもそも地蔵岳には登らず、その近くにある長七郎山というピークを目指して登るんですよね。もう登る山から違ってんですよ(サードシーズ8話で楓さんの講義を聴講された有識者の皆様は、もちろん赤城山地蔵岳や長七郎山といった数々の峰の総称であることはご存知だと思いますが)

意味のない改編だったらなんとも思わないのですが、長七郎山の山頂についた時に小春部長ちゃんが地蔵岳を指差し、それを見たひなたちゃんがサードシーズンでここなちゃんと登った時のことを思い出しうっとりしてるシーンに繋げたのは天才的で、過去作へのつながりを感じさせる演出やひなたちゃんの表情には感慨深いものを感じました...!

また、赤城山中の雪の積もり具合は、実際にスタッフが登った時の体験を反映しているようで、思い通りにはいかないリアルさも感じられました!これのおかげで最初の方のつまんなそーなお嬢たちの表情を見てブヒることができましたしね。登山の思い通りにならない、けどそれが楽しいっていうところも伝えつつ、萌えさせてくれるのほんと天才だと思う。

丁度ほのかちゃんの受験の季節っていうのもあって「滑る」ってワードを出してちょっと笑かしてくるところとか、バラクラバをなめてたお嬢たちが寒さで顔を真っ赤にして戻ってくるところとか、ワカサギ食べてしいたけ目になるお嬢を見せてくれる所とか、この辺もアニオリの部分になっていたりします。原作ファンが喜ぶ要素を新しく取り入れてくれるのまーじで嬉しいんじゃい!!!!

原作を補完するという点では、本編だけでなくEDについてもめっちゃ評価しています!!!!ていうかNext SummitのEDがいい意味でバケモンすぎて、毎回映像が違うのに、それを吉成鋼さんという方が一人で描いてるっていうんですよ...。どゆこと!??!?!?

https://news.yahoo.co.jp/articles/aae37c9873f501add3e46cc51ade83e47fad992enews.yahoo.co.jp

そしてその映像の内容はどれも本編の内容に深みをもたせてくれるものになっているのがすごいんですよ。特にみんな好きであろう5話ED。雪村母視点で、お嬢が富士登山に打ち倒されて帰ってきてから立ち直るまで何を思ってたのかとか、昔から母娘どんな関係だったのかとか、原作では語られることのなかった部分が明らかになり、お母さんの愛を強く感じられる感動的なものに仕上がってました。

いや、もうEDスキップとか絶対できないんですよNext Summitは。

他にも7話EDのかすみさん視点のも特に素晴らしかったと感じています。本当に中学生の頃からお嬢のことを気にかけてたんだな〜とか、あと10話のクラス替えの回とかNext Summit 1話アバンのも含めて見ちゃうと(ちなみにこの話は最初から最後までアニオリ)、あの3人組のなかでかすみさんの株が爆上がりしちゃうんだよね!!!

ヤマノススメの影響で登山を始めた自分としては9話EDが好きで、これは原作にもあるここなちゃんとひなたちゃんの鋸山登山を描いていたんですが、そのルートがガラッと変化し、より玄人向けなものになっていて、さらに小鋸山という新しい山をも乗り越えるという「ほい、新しく聖地用意したから登ってこいよ」って挑戦を叩きつけてくれたのが嬉しかったです。実際にの回をリアタイ視聴した週の週末に登ってきましたよ。絶対女の子二人で登っていいとこじゃないとは思いましたがw

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その他、ヤマノススメ(というかしろ先生?)のファンをやってないと気づけない嬉しい要素だと、10話Aパートのクラスで記念写真を撮影する回に出てきたチサトさんが、ヤマノススメ同様しろ先生が描いてる漫画「カメラ、始めてもいいですか?」にメインキャラとして登場する綿矢チサトさんになっていて驚きました...!原作ではそのシーンは無名の女の子でしたし。

同じく10話のED、バスに乗ってて小春部長ちゃんが「山と高原地図」のシリーズを取り出すシーンでは、なんと最近発売されたヤマノススメの特別版のやつが...!!!!

Next Summitのこういう遊び心もめっちゃ好きなんですよね!!!!!

これまでの全てが繋がる富士登山リベンジ

最終回については、もうアニメ史に残すべきやろがい!!ってくらい本当に最高でした!!!!ここ数年で見たアニメの最終回でいっちばん好き!!!!!!!!!

上に頭出しした通り、富士登山回は大きく原作を改変しています。ちょっとネタバレにもなりますが、原作がどんな流れだったのか書きます。

登山の行程に関してはアニメと全く同じでした。須走ルートを登って剣ヶ峰まで登頂して、宝永山も経由しつつ御殿場ルートを下ってくるというものです。しかしながら、結構あっさりしているものになっていて、お嬢は一泊して様子見ないといけないほどには高山病の症状に悩まされることなく、1日目の目標地点である胸突江戸屋まで登っていたり、下山道の砂走りにおいては「景色が全く変わり映えしない!」とか普通に山行の感想言ってるくらいです。

ただまぁ、これは当然なのかもなと思っていて、アニメと原作とでは富士山のリベンジに至るまでの場数が違っていて、そりゃ富士山に登るくらい余裕になっちゃうと思うんですね〜。お嬢本人は「体質は変えられなくても知識は前よりついている」と言っていますが、高山病を悪化させないためならどうすればいいのか、特にできるだけ疲れないようにする方法を極めていたのだと思います。

対してアニメの富士登山回は過去の経験・技術・思い出を全て繋げて、富士山になんとか打ち勝てるような作りになっていたんです。そしてヤマノススメの大部分を占める魅力と言っても過言ではない雪村あおい嬢とひなたちゃんの最高の百r...友情を感じるシーンがある!これが本当にすごい。以下、文章力なくてうまくまとめられず、頭から最後までなぞって感想書いちゃうけど許してね...。

最終回のことを書く前に11話までのストーリーを振り返ります。Next Summit1話〜4話はアバンに5分程度の新エピソードを含んだ1期〜3期までの総集編になっていました。「え、せっかく30分枠で始まったのにいきなり総集編!?」って思った方は多かったと思います(あたしもそうだったので)まぁ製作陣の都合も少なからずあるかもしれませんが、これは過去のあらゆる話が最終回で重要な意味を持つため、あえてこういう構成にして我々に記憶を呼び起こしてくれたんだと思います。

5話〜11話まではお嬢の富士登山のリベンジへ向けた準備と、お嬢が感じた新しい変化。武甲山で体力作りをしたり、小春部長ちゃんと出会いアドバイスを聞いて新しいザックを買ったりしていました。また、中学までの内気な自分では体験できなかったであろう、かすみさんたちとの初詣、あまり話したこともないクラスメートとの関わりといったイベントがあります。前者は、そもそもの富士登山を成功させるためのお嬢の努力を感じさせてくれるもので、後者は特に登頂後のお嬢の行動に繋がっていると思っています。

ということでこっから最終回本編の感想。

前日もぐっすり寝たし高地順応もしたし、天気に文句など言いながら比較的何も問題なく登れていた雪村あおい嬢。久しぶりの富士山に来れて嬉しそうなお嬢を見て、ひなたちゃんは後ろでニコニコしていたりします。しかしながら本七号目の見晴館についた頃、去年の富士登山同様に高山病でダウンしてしまった!これ見た時「ええ!?原作と全然違くない!?もしかしてリベンジは失敗で終わって、また来期やるとか言わないよね!?」とちょっと不安になりましたが、決してそんなことはなかった。

一晩小屋に泊まって様子を見ることになったお嬢、また楓さんに付き添ってもらうのかと思いきや、、、ひなたちゃんが「今度は私が残ります!」

これだよこれ!!!!!これが見たかったんだよ!!!!!!

サードシーズンの金峰山でのお返しきちゃああああ!!!!!!こっから富士山の登頂までもうニヤニヤが止まんねぇんだよ!!!!

ひなたちゃんの面倒見のよさが各所に現れていて、落ち込むお嬢をここなちゃんに教えてもらった口笛を吹くと高山病に効くということを岳人の歌を奏でながら元気づけるところとか、小屋内では不安な言葉を漏らすお嬢に寄り添って元気付けてくれたりします。ニヤニヤが止まらん。あとひなたちゃんが「山に来るとさ、”普段当たり前なもののありがたみ”を感じるよね」って言った時、体育座りして膝に顔を突っ伏していたお嬢がチラッとひなたちゃんを見るのもマ〜〜〜〜〜〜〜ジで好き!!!!二人のやりとりの一つ一つの言葉、行動に全部意味があるんだよ!!!!

一眠りした後、今度は前回とは違って富士山の山頂までひなたちゃんと一緒に歩みを始めるお嬢。ここで寒さ対策として、セカンドシーズンで楓さんからもらったレインウェアを羽織ってるのがいいですよね。今までもらったものは全部この登山にぶつけていこうっていうところと、小春部長ちゃんから「山はよい道具で楽に登ることを心がけるべし!」っていう言葉も忘れてないっていうのがわかります。

そして...九合目まであと200mという地点で「ちょっと休憩!甘いものを食べよう」とひなたちゃんが飴玉などを取り出してきたのに対し、お嬢が「ちょっと!何ぬるいもん出してんのよ!」って取り出したのが、、、

「羊羹に決まってるでしょ!!!」

(´;ω;`)ブワッ (涙腺崩壊)

”羊羹”が本当に深いんですよね。

ってことはTwitterでは何回も言ってるんですが、じゃあ何が深いのかっていうところは言ったことなかったんでここでちゃんと書きます。

実は”羊羹”ってアニメのヤマノススメでしか登場してないんですよ。原作では一回目も二回目の富士登山回も、金峰山の回も登場してないんです。羊羹はアニメの一回目の富士登山に登場し、お嬢が高山病でダウンした際にひなたちゃんが手渡ししてくれたもので、それは天覧山でお嬢が再び山に登ることを決心した際にひなたちゃんと笑い合う思い出を作ってくれた要素になっています。また、金峰山回では色んな意味で元気がなくなっているひなたちゃんと、笑い合ってお互いに正直な気持ちで話せるきっかけになってくれた要素でもあります。羊羹は重要な場面で登場し、お嬢とひなたちゃんの友情を育み、また勇気を与えてくれるアイテムになってるワケです。

そしてこれまでのヤマノススメの思い出を呼び覚ましてくれるアイテムでもあります。Next Summitのこのシーンで登場した時、今までのお嬢とひなたちゃんとの思い出が走馬灯のように脳内を駆け巡り、BGMの盛り上がりもあって、もう涙が出てくるのが抑えられませんでした...!

原作準拠の脚本でやってたらこの感動は得られなかったんだよ...だから天才的な改編なんだ!!!!!今までのヤマノススメのアニメの積み重ねが、このシーンに全て繋がってんだ!!!!!だからこの富士登山回が最高なんだっつってっっっっんの!!!!!!

(別に原作のヤマノススメがいまいちってわけじゃなくて、そっちはそっちで大好きだよ!!!!)

これまで培った経験や思い出を糧にして、涙も浮かべながら、でも少しずつ自分のペースで山頂まで登るお嬢。カタツムリまいんど!!!!!!

そして、お嬢がご来光を見てひなたちゃんたちにお礼を言うシーンは、もう死ぬまで忘れないだろうってくらい印象的でした。何百回、何千回見ても良い...良すぎる... 。

「来れてよかった。付き合ってくれて本当にありがとう」

そんなこんなで、今までの経験、思い出を武器に富士山山頂でのご来光を見ることができたお嬢。さらに剣ヶ峰に登頂し、お鉢巡りと下山へ。

ここからさらにアニオリ、未来の自分へ手書きを書くという展開。これも熱いんですよ。4期のタイトルや、ED「扉を開けてベルを鳴らそう」にかかってくる部分です。

Next Summitではお嬢に”未来”を意識させるシーンがいくつかあります。9話の渓流釣り、奨学金のことまで考えてるここなちゃんや受験に追われている楓さんのことを考え、自分がいったい将来どうなるべきなのか答えを出せずにいます。そして10話の不安になりながらも迎えた二年生の春では、新しいクラスに馴染めないことにつらくなりながらも、自分たちにはかすみさんたちのような友人が周りにいて、優しい環境にいることを認識します。そこから更に富士山登頂を達成して何を思ったか。

中学時代は内気で人付き合いが悪く友達もいなかったお嬢。そんな彼女の中で、高校でここなちゃんやほのかちゃんだけでなく、かすみさんたちとも友達になれたり、富士山のような山に登頂するくらいタフな何かが育ったのは、全てひなたちゃんが一緒にいたからです。未来の自分にも一人の力ではなく、また登山で自分のペースを保つのが大切なように、少しずつ目の前の次の頂を目指してひなたちゃんたちと一緒に変化しながら頑張っていってもらいたい、そういう思いを未来の自分に伝えたいのかなと。

これまでおもいでプレゼントなど過去を振り返る話はありましたが、ここではもう未来を見るようになってる、”Next Summit”なんだ。未来でもお嬢とひなたちゃんの百r...友情は約束されているんだ。最終回として終わり方が美しすぎるでしょうがよ...。

そこからのスタッカート・デイズ、完全勝利のED。スタンディングオベーション


この最終回を見た時は、ずっとヤマノススメのオタクでい続けてたことが本当に嬉しかった瞬間でした。これまでの全てが最終回に詰まってて、自分が望んでいたヤマノススメになっていて、最高以外の言葉で表せられないくらい最高だったんです。

逆にちょっと寂しかったりもします。もうこの最終回を超えるヤマノススメはおそらく作れないと思っているからです。つらいなぁ...でもこんな凄い最終回見れて本当に幸せなんだよなぁ...。

ただ、ヤマノススメに関してはこれからもファンであり続けますし、聖地の山に登ったらこのブログに記録を書くのも続けていきます。アニメの次回作も作ってほしいです。5分枠でゆるく登山するだけでも全然良いんだからね!!!!

またいつか...ヤッホー!

2022年12月30日、天覧山で登り納めてきた。飯能もありがとう。これからもよろしくね

以上、2022アニメ10選でした!

2022年アニメ10選(前編)

赤座あかりちゃん「...zzZ」
歳納京子「あかり!寝てる!寝てる!半目になってるって!」
赤座あかりちゃん「...はっ!?うぅ...眠いよぉ...」
歳納京子「あと少ししたら始まるからがんばれー!まだまだ夜はこれからなんだぞ!」
赤座あかりちゃん「(そう...がんばらなきゃ!あかりも今期アニメのリアタイっていうのをして、大人に一歩前進するんだ!)がんばるよ京子ちゃん!今期アニメ全然見てないんですけどなんて、もう言わないんだから!」
歳納京子「きたー!」

TV「──痛みと痛み取り替えよう〜♪」

〜30分後〜

歳納京子「今日のメインドインアビスも面白かった!ちょっとヴエコたちの過去は壮絶過ぎたよね...。な、あかり」
赤座あかりちゃん「...あ...あ(白目むいてる)」
歳納京子「あかりー!戻ってこい!あかりーーー!!!」




はい。以下、2022アニメの10選を...と思ったのですが、1個結構真面目に感想を書きたいアニメがあって、長くなるのでそれだけ別の記事にさせてください。この記事は前編ということで10選のうち9選についての感想を書きます。

ジョジョ6部についてはまだTV放送では最後まで見れてないのと、BLEACH千年血戦篇についても完結してないので、今後の10選を考えるときに回したいと思ってる

スローループ

釣りアニメということで、ちょくちょく2021アニメの放課後ていぼう日誌と比較されがちだった気がします。ただ、女の子たちがゆるく釣りをする一方、家族内のちょっとシリアスな話を持ち込んでくるので路線は結構違いましたわね。話数を重ねていくごとにひよりちゃんと小春ちゃんたちが、どんどん家族らしくなれていくのは温かい何かを感じました。

まぁ、吉永恋ちゃん萌〜〜〜〜!!!!!!アウトドアする女の子!!萌〜〜〜!!!萌〜〜〜!!!!となってしまったのが10選に入れた理由のほとんどを占めているのですがね(最悪)

吉永恋ちゃんにガチ恋してたオタクが、次のクールに別の女に乗り換えてたの、あたしは知ってるぞ。

サマータイムレンダ

サマータイムレンダ、面白ェンダ

や、序盤までAnotherみたいなミステリーホラーなアニメだと思ってたのに、急に能力者バトルアニメになっちゃってびっくりしちゃったよ!舞台の友ヶ島の雰囲気最高だったので、個人的にはもっとミステリー路線で進めてほしかったところ...でも潮ちゃんが無双するバトルアニメになっても普通に面白かったんですわ!

タイムリープしてやり直すって作品はもう腐るほど見たような気がしたんですが、でもやっぱ好き!タイムリープに制限があるし、あと敵側もその弱点を知ってて主人公側がどんどん追い込まれていくのは緊迫感ありましたわね。毎週次回どうなるか気になって楽しめた作品でした。

1クール目のOP 、マカロニえんぴつの「星が泳ぐ」は2022アニメの主題歌で3本指に入るくらい好きです。Sonny Boy EDの「少年少女」とかもそうなんですけど、夏っぽいアニメの主題歌って不思議にノスタルジックな気持ちになりやすくてすごい好きになっちゃうんですよね。

メイドインアビス 烈日の黄金郷

1期同様、ちょっとグロい...というか今回は物理的なグロさよりも、己の道徳心に対して精神的な攻撃をしてきたりするので、苦手な人は苦手だと思います。でもあたしは大好きー!

マージでど畜生なことやってんのに不思議と感動しちゃうのがメイドインアビスの良さだったりします。特にこのクールでは成れ果て村というのがでてきますが、その成り立ちは赤座あかりちゃんが見たら気絶するであろうくらいにはキッツイものでした。でも最終回はその過去を知っているからこそ、ずっと目蓋をうるうるさせずには見れなかったです。

パッコヤンちゃんは名脇役。かわいい。単眼って生理的に無理だったのですが、パッコヤンちゃんだけは受け入れられました。

怪人開発部の黒井津さん

個性豊かな女の子たちがワイワイやってるのを見てキモオタスマイル出ちゃう最高のアニメでした。

ヒーロー側じゃなくて怪人側、しかも怪人を作ってる裏方の話っていうのも新鮮でよかったです。納期や予算に追われて辛そうにしてる黒井津さんがブヒ...あ、あ、他人事ではない。労働するオタクになってからこういう働く女の子を見ちゃうと、わかるな〜(腕組み)しちゃうんですよね。

会社の都合に合わせてギリギリでやってできた怪人は毎回どこか欠陥があってヒーローに勝てないんですが、完璧じゃないからこそみんな愛くるしいキャラになってたのがよかったですわねー。

ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season

中学生が視聴してはいけないアニメランキング個人的一位。見ちゃったら学校で "Don't panic. I'm the one you're seeking for" ってセリフ吐いて周りからドン引きされないように気をつけてね!

が〜〜〜〜〜ちで面白い!!!!!綾小路くんカッコ良すぎる!!!!! 12話によう実2期の良さが全部凝縮されてます。腹捩れるほど笑ったの久しぶりでした。

あと軽井沢ちゃんがどんどんメインヒロインらしくなっていくのも良さ。外見だけじゃなくて内面も良い子すぎるんですよね。特に龍園たちに拷問(?)されても好きな男の情報を割らなかったのは、いじめられてた過去があったのにそれをほぼ克服して屈しなくなった成長も見れたし、惚れちゃった男への一途な部分も見えてカッコよかったわね...。あと女の子がお布団の上で枕抱き抱えながら気になる男子と電話するシーンは...非常に萌えなものです...ブヒッw

え?堀北ちゃん?誰だっけそれ...?

明日ちゃんのセーラー服

主人公の明日ちゃんを中心にクラスメートとのイチャイチャ(?)を描く、ジャパニーズ女子高生の学園日常アニメーション。ところどころに”フェチ”を感じる描写もあったりしますが、作画の美しさも相まって、こりゃえっちぃアニメではなく一種の芸術と思ってます。

特に木崎江利花ちゃんはマジで良いキャラしてて大好きになっちゃったよ。お嬢様だけど、アウトドアに目覚めてたり、自分の切った爪の匂い嗅ぐとか変な趣味あったり、こういうキャラにすーぐ騙されちゃうんだよねあたし。

明日ちゃんは色んな女の子を取っ替え引っ替えしてクラスのほぼみんなと仲良くなってますが、特に木崎江利花ちゃんとのカップリングは白菜と豚肉の組み合わせくらいにお似合いで、この二人で作り上げた演劇のシーンはお互いの掛け合いとか音楽や演出が全部素晴らし過ぎてアカデミー賞もんだよこんなん、ってスタンディングオベーションしちゃったよ。

であいもん

一果!!!!!!!!!!!!!!!!!!!一果〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ぼっち・ざ・ろっく!

アニメ見始めるまではNEW GAME!同様ネットミーム的に広まった作品だな〜としか認識してなかったんですが、いざ蓋を開けてみたらめちゃくちゃ面白いんですよね!とにかく細かい描写にまで気を配ってるのがすごくて、虹夏ちゃんがぼっちちゃんの好みを覚えてて唐揚げ注文しようとしてるとことか、ツイッターで「ふたりちゃんが12話で背が伸びてる!」ってツイート見た時そんなところまでやるかとビックリしました。

ライブシーンもごりごりCGではなくしっかり描いてて、ここぞというシーンではとんでもなく作画に力入れてたなぁと。 女の子がかわいいアニメで女の子をかわいく描けるのは非常に重要ですからね。

所々にあるアジカンへのリスペクトも、アジカンが好きな自分としてはめっちゃ嬉しかったです。

一番好きな曲は「ひとりぼっち東京」です

Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-

「おめーは女の子だけで何かするアニメだったらなんでも好きなんだろ?」

DIYって、だまりなさい・いいあててんじゃねぇわ・よ」

昨今AIなども活用されて技術の進化が進んで、手作りするよりも機械で生産するのが当たり前になってきました。手作業で物作りするより、プログラミングなどを学んだ方が将来的に役立つのは、まぁそう。でもDIY、物作りを通すことで人と人とが関係し、完成した物には思い出が宿る。不恰好に締められたネジからも笑い話が生まれる。そういうことをこのアニメから教えてもらいました。DIYより優しいアニメ見たことない。

物理的に不器用なせるふちゃんと、性格が不器用なぷりんちゃんの百合も非常によかった...。ラスト二人で共同作業してブランコ作るシーンは泣き過ぎて小河内ダムを決壊させるかと思った。

どうでもいいけどDIYで文章作るの結構難しいわね。バイク川崎バイクがBKBでネタ考える時もこんな感じだったのかしら。

以上、9選でした!後編へ続きます...。

ヤマノススメ登山記録25 - 小鋸山,鋸山アドベンチャールート(逆走)

やまのいんふぉめーしょん

鋸山

小鋸山

今回の山行

  • 天候: 秋曇ときどき雨
  • YAMAP記録: https://yamap.com/activities/21299920
  • ルート全貌
    • 山頂駅(鋸山ロープウェイ)->鋸山山頂->小鋸山->鋸山->登山口(金谷)

概要

ヤマノススメNext Summit!!!!!!優勝!!!!!!!!!!(2783263483264326984923548234834694364012回目)

おい!!!!!!!!!!もう明後日最終回だよ!!!!!!!!!!!!おい!!!!!!!!!終わらないでーーーーーーーーー!!!!!終わらないでー!!!!!!!;;ひなた〜〜〜〜!!!!ひなた〜〜〜〜!!!;;

...はい。以下、山行の記録です。

今回登ったのは鋸山&小鋸山。鋸山に関しては実は3回目だったりする。過去記事↓

futaristyle.hatenablog.com

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なんでまた鋸山に登ろうと思ったのかというと、ヤマノススメNext Summit 9話EDはひなたちゃんとここなちゃんの鋸山登山の様子を描いてて、一見原作の鋸山回をここでアニメ化してるように見えるんだけど、実は原作とは違うやべぇとこを登る部分が追加されちゃってたからなの。 

鋸山には 鋸山登山ルート Nokogiriyama Trailway のサイトに書かれてる通り、車力道コース、関東ふれあいの道、あるいは日本寺から登ってくるのが一般的。YAMAPの地図にもこの道しか存在しない。ちなみに原作の鋸山登山回で登ってたのもこの辺。

https://nokogiriyama.jp/wp-content/uploads/2021/07/map2021.7-2.jpg

ただ、車力道コースの脇に実はアドベンチャーコースという隠された(?)ルートがあって、9話EDではそこでの登山の様子を描いていた。

また、鋸山のさらに奥にある小鋸山というピークへの登山の様子は完全アニオリで追加されていた。これはまた登りに行くっきゃねぇ!!!!と思って回収しにいったわけ。

ただ、ヤマノススメの、少なくともアニメに出てきた山に全部登ってるあたしから言わせてもらうと、今回登ったルートはヤマノススメのアニメでも危険な方だった。

体力についてはそれほど必要じゃないけど道迷いや滑落しやすい所が多く、遭難リスクが高いので、間違っても初心者のオタクさんは登っちゃダメ。鋸山にいくならまずは車力道コースを歩いてみようね!でもめっちゃ楽しいルートなので、ちょっと経験詰んだオタクさんはみんな行ってみてほしいよ!

記録

ロープウェイ山頂駅〜鋸山山頂

登りはアドベンチャーコースで行こうかな〜...と思っていたが、🏍停める場所をミスって日本寺のロープウェイの方からスタートになってしまった。

というのも初めて🏍で千葉県まで移動しきたんだけど、どこ停めればいいのかちゃんと調べてこないで、何も考えずに鋸山ロープウェイの駐車場に停めちゃったら金谷の登山口から結構離れててアドベンチャーコースから登っていくのつれぇ〜となってしまったんだよね。

まぁなんだかんだロープウェイは一回も使ったことなかったのでここで回収しておくことにした。

もちのろんだが観光客がいっぱい。日本寺も含め、鋸山はフェリー乗り場も近くて観光地としてはかなり人気なの。山頂駅からの眺めも良好。まだ全然山頂じゃないのに山頂標識あるのは...よく分からん。

山頂駅から日本寺を通って、鋸山の登山道に向かう。別に日本寺は入りたくなかったんだけど、山頂駅から直接登山道に出れなくて、ほぼ何も見てないのに700円の拝観料をとられることになったよ。トホホ...。

この辺から鋸山山頂までは過去にも登った部分なので割愛。いつも通り、石切場の跡が遺跡っぽくてすげぇ面白いとこわよ。

鋸山〜小鋸山登山口

ここから初めて、小鋸山へ向けて鋸山から先に続く道へ突入する(郡界尾根というのを歩いてるそう)

鋸山の山頂まではそこそこ賑わっていたのに、みんなUターンして下りちゃってて、急に独りの世界になった。飯能アルプスの変わり映えしないTHE低山な道と比較すると、ちょくちょく石段とかあって微妙に人の息吹も感じて一風変わった登山道ではあった。

東の肩という地点を過ぎたあたりからさらに人の気配がなくなってきた。あと生々しい台風の爪痕が目立つようになってきたね。

千葉県は2019年の台風15号で千葉県はかなりの被害を受けてて、2020年の2月に登った千葉県の伊予ヶ岳では回復がされる前だったらしくて完全に登山道が消失していたりした。3年経過しているのだが、まぁそもそもこの辺はあまり人来ないし、最低限人が歩けるくらいに復旧していただいたのかなという感じ。それでもありがたや🙏

この辺りから採石場跡地にある人工湖を見下ろせる。グリーンなのかブルーなのかよく分からんけど綺麗だね〜。

さらに先へ。

何年も車が走ってなさそうな車道にでた。これも台風の影響で通行止めになっているのかしらね?

赤いペンキで「車両」の部分が塗りつぶされ、人間も入ってくるなの意志を感じる通行止めのバリケードの奥に小鋸山の登山口はある。ほんとにここ越えちゃっていいのかちょっと悩んだけど、乗り越えて行っちゃった。なんというかこれ経験則だけど、登山でこういう通行止めっていう看板は基本無視ししちゃってOKだと思ってる(たまにマジで入っちゃいけないとこもあるので、そこは察するしかない)

保田駅に続くらしい車道の横の、脇道から小鋸山の登山道が始まる

小鋸山登山口〜小鋸山山頂

ここから人の踏み跡が見えなくなってきて、道迷いのリスクが高くなってくる。幸い目印のテープが多く巻いてあるので、それを見失わないようにすることでなんとかはなる。

またロープを使って行かないと滑り落ちちゃうような急坂、両脇が崖になってる岩を登って行かないといけない道など、危ない箇所も増えてきた。EDでここなちゃんとひなたちゃんがイチャイチャしながら登ってきたのを思い出したらワロけてきたわね。

景色がひらけた部分がところどころあって下にある採石場を見ながら歩くのは楽しかったけど、この辺で雨降ってきちゃって、うわぁ〜滑り落ちて死にとうない〜死にとうない〜となった

特徴的なパックリ割れた岩。最初これ飛び越えるのか!?と思ったけど、脇を下って迂回するようだった。

どんどんハードになっていく。雨足も強くなってこわいよー

ゴジラの背みたいな岩などもよじ登って、なんとか登頂〜!ちょうど空も晴れてきたわよ!!!!最高!!!!!ちなみに鋸山の山頂からここまで 一人も遭遇してない!!!!

小鋸山山頂〜鋸山山頂

EDではおそらくこの先の道をさらに行って保田駅まで下りてったのかもしれないけど、今回は鋸山のアドベンチャーコースをまだ歩いてないため、それを回収するために鋸山へ引き返した。

鋸山山頂〜金谷の登山口

山頂に戻ってきた。ここからアドベンチャーコースへの道を見つけないといけない。

登りでのアドベンチャーコースの入り口についてはネットで調べてたからなんとなく知ってたんだけど、下山ではその出口にあたるところ見つけないといけなくて、それを探すのに一苦労した。

まさかとは思ったけど、山頂のロープが引いてて一見登山道じゃないってところがアドベンチャーコースに続く道だった模様(下の写真はアドベンチャーコースを登ってくる人側からの視点です) 

マジで道どこ!!!!と独り言を言いたくなるくらい、体感ではさっき歩いた小鋸山の登山道の倍は道がわかんない。YAMAPではそもそも地図上に道が存在しないため、頼りになるのは落ち葉で見えにくくなってる微かにある踏み跡と目印のピンクテープだけ。

そしてロープを下っていくところがとにかく多い。道も崩れやすく基本的に滑る。ちゃんとグローブを嵌めてたので、ロープを軽くつかんでシャーって滑り落ちていけば余裕だったけど、グローブなかったら多分手がやばいことになってた。

写真だと斜度が伝わりにくいけど、急坂まみれだったよ。

たぶん最難関の垂直な崖も下りてきた。まぁ石鎚山の鎖場に比べたら屁でもないわね

岩壁の回廊。カッケェ〜。

この辺でちょっとした事件が起きる。ちゃんと前進してたのになぜか知らんがさっき下ってきた垂直な崖のところに戻ってきちゃったんだよね(YAMAPのあたしの軌跡を見ると明らかにループしてるところがあるわよ)

どうやらあの崖を降りた後、道が分岐してて、岩壁の間を通っていくAルートと普通に下っていくBルートがあったみたい。Aルートを歩いた後↓みたいなところに出て、左の方にある目印を目指すと下っていけるんだけど、右の方にある目印を目指すとBルートを逆走して戻ってきちゃうみたい。ヒヤッとした

この大穴を抜けたら、すぐ車力道の方と合流。なんとか脱出できたわよ〜!アドベンチャーコースの出口(登り方面では入り口)には☠️の看板なんかあったりした。ちと大変だったけどめっちゃ楽しかったわね!

あとは消化試合。車力道を下って、鋸山の登山口に出て山行終わり!お疲れ山!

次来る時はアドベンチャーコースを登って、小鋸山からさらに先にある嵯峨山まで、郡界尾根の縦走したいわね

ヤマノススメ登山記録24 - 日光白根山

やまのいんふぉめーしょん

概要

ヤマノススメNext Summit!!!!!!優勝!!!!!!!!!!(27832694364012回目)(まだ5話)

これから山の記事書くときは毎回これを叫ぶからね。覚悟の準備をしておいてください...。以下蛇足↓

日光白根山は栃木と群馬の県境にある山で、関東以北では最高峰の標高2578m。標高2000mあたりまではロープウェイで上がることができるし、登山道も危険箇所は少ないため、わりかし初心者向けの山となっている。ロープウェイに長い行列できるくらいには人気の山。

特に山頂からは五色沼っていう水の色がめちゃ綺麗な沼を見れる楽しみとかあったりする。登山をしなくても、ロープウェイで上がった先にカフェとか足湯があったりして、観光地としてもよさすぎて与謝野晶子といった感じ。

ヤマノスでは雪村あおい嬢と雪村父のお出かけ回に登場。原作では登山はしてなくて、ロープウェイ駅近くの「天空の足湯」につかるだけで終わったけど、今回は聖地巡礼のついでに山頂まで行ってみたくなって登山しちゃった感じ・・・!

山頂まで行くだけでは物足りなかったので、一回五色沼のほとりまで下りたり白根山の山中の色んなスポットを巡ったりしたよ〜。

記録

ロープウェイ山頂駅〜白根山山頂

前日は民宿くらたさんという、白根山にめっちゃ近い旅館に宿泊してた。ここから🏍で日光白根山ロープウェイの駅まで行く。

8時ごろに着いたけどすでに登山客でごった返してて、長い列ができてた。あといっつも忘れるんだけど、モンベルの会員カードを持っているといくらかロープウェイの乗車券代が割引されるそうわよ。

数分ロープウェイに乗って山頂駅に到着!ヤマノスでお嬢が入ってた足湯もあったわよ!!

ちょっとぶらぶらしたら、いざ登山道へ。真っ赤な鳥居をくぐったら動物よけのゲートが見えてきた。ここを越えたら本番よ

しばらく色んなとこが苔むしてて雰囲気ある緩やかな道を歩いてく。マイナスイオンにまみれてるね〜快適だね〜。

登山してる人の客層を見るとガチっぽい人とか、パーカーとジーパンで登ってる若モンとか、結構ちっちゃい子供とか、かなり幅広かったわね。

中盤から山頂まではちょっと急な坂の連続だった。あたしはペース守れば休憩なしで登れる程度ではあったけど(プチイキり)、足場はそこそこ悪いし、山あんまり登ったことない人はこの辺から結構つらいかもしれない。

途中で森林限界を超えた。ここまで来れば山頂まではあと数十分程度。多少ガスってて綺麗な景色見れるか心配だったけど、登っていくうちに青空が見えてきた...!

そんで登頂〜〜〜!!!想いのち晴れ!!!

多少は雲はあるけど、五色沼は見れたし満足だねぃ!!!

白根山山頂〜五色沼のほとり

山頂まで1時間半くらいで登れてしまってちょっと物足りなかったので、五色沼のほとりまであえて下っていくことにした。

こっちの道に関しては全然人がいなかったわね。山頂駅とは反対方面だし、あたしみたいな人間か、あとは菅沼駐車場というマイナーなところから白根山に上ってきてる人くらいしかたぶんいなかった。

五色沼に到着。近くで見ても水が綺麗だったわね〜。あとやっぱ人少ないので、ゆっくり自然を楽しめた気がした。

ここでお昼食べたらば、白根山の色々なスポットを巡ってぐるっと一周して山頂駅まで戻る。

五色沼のほとり〜山頂駅

白根山には登山道の他に、のんびりお散歩するコースが何個かあって、そのマップに血の池地獄とか、展望台とかがあるよ〜って紹介されてる。せっかくなので、こういうのも見て回ってから帰るかとなったわけ。

http://blog.livedoor.jp/nekomu/archives/51637031.html より

五色沼からまずは弥陀ヶ池へ。五色沼と比べるとスケールは小さかったりするけど、普通に綺麗な湖でなんかデイキャンプ的なことやってる家族連れとかいたわね。

そこからさらにちょっと登ると座禅山への分岐が出てくる。せっかくなので行こうかなとは思ったけども、火口周辺は立ち入りが規制されてるかもしれないし、薮をかき分けていかないとしんどそうな所だったので装備的にも今回はスルーすることにした。

ここからは道中訪れたスポットを雑にペタペタ貼ってくわよ

血の池地獄。いうほど赤くはなかった...。

六地蔵。なんかお地蔵さんが六体並んでて、六根清浄を意味してるとかしてないとか

マップにある眺望良好ポイント。ロープウェイ側の景色を一望できる。紅葉の山々がめっちゃ綺麗なのよ〜!

史跡散策展望台。展望...?

以上!ということで登山口のゲートまで戻ってきた。

あとは山頂駅近くにあるカフェでチョコプリン食べて登山は終わり!

このあとロープウェイで下りて温泉に入ったよ!

ロープウェイ駅にも温泉はあって、ロープウェイの乗車券を提示するとお安く入れたりするのだけど、あえてちょっと離れたところにあるグレードが高そうな白根温泉 大露天風呂薬師之湯というところに入ってきた。こっちの源泉掛け流しの露天風呂は日本庭園の中にいるみたいで、紅葉も楽しめたし大満足でしたのよ〜!

ヤマノススメ登山(?)記録23 - 箱根にはないよ。箱根山

やまのいんふぉめーしょん

  • ヤマノススメ登場話数
    • 原作: 194話
  • 天候: 秋晴
  • YAMAP記録: なし(めんどいのでとってなかった)

概要

ヤマノススメNext Summit、優勝!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!想いのち晴れ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ということでヤマノススメNext Summit始まりましたよ。もうあたしのブログなんか読んでねぇでヤマノススメ見んかい。今のとこ4話までやってて、大部分は総集編で冒頭5分くらいだけ新作のアニメーション見れるってテイストですが、いやぁもうねそれだけでも嬉しいんですよマジで。もともとヤマノスは5分アニメだしね。あとショートだけど毎回ちょっといい話を含んだアニオリなの、ええやん。あたしは特に4話が好きですね、雪村あおい嬢のつらい表情が多いので(え?)

ヤマノスのアニメの感想はこれくらいにして、本題だが今回は箱根山というところに登ってきた。これ箱根にあるわけではなくて、新宿区の住宅地の中にある築山。築山とは人の手によって作られた山ってこと。

以前登ってNext Summit3話にも登場した愛宕山は標高25.7mで東京23区内最高峰であったが、これは天然の山の中での最高峰ということで、築山も含めると実は23区内最高峰は標高44.6mの箱根山らしい。

ヤマノスではかえでさんと小春部長ちゃんのデート回に登場。

これももはや登山と言っていいのか微妙な気もするが、一応登山ってことで記事にまとめることにした。山自体はまぁ..というところだったが.、新宿区内の閑静な街を知れて、人がわちゃわちゃしてる所しか歩いたことない人にとってはこういう一面もあるんだっていうのを感じられていいんじゃないかなと思う。

記録

ヤマノスの原作通り、高田馬場駅からスタート。駅から南東の方へずっと歩いていく。この辺はまぁ登山のとの字もないですわね。

道中新宿諏訪神社っていうちょっと立派な神社もあったりした。

明治通りを外れて小道に進むと、アパートや民家が立ち並ぶエリアに入っていく。そして箱根山の入り口が見えてきた。

中に入ると山っていうよりは公園だった。地元民とかお仕事休憩中なのか工事の帽子被ったおっちゃんがウロウロしてたり、人々の生活の中にあるような場所だな〜と。たぶん来る季節がよくなかったけど、公園のマップを見るとラベンダーがいっぱい生えてるところがあるみたいなので、夏頃に来ると綺麗なんじゃないかと思う

ちょっと登ると階段が出てきた。これを上がったらもう山頂。

山頂の景色はまぁ...木がふさふさしてるなーというところですかね。あと、どうやら希望すると登頂証明書ももらえるらしいよ。

あとは下山。ついでに近くにある🍜屋さんで食べてくかとなった。

こういう立ち並んでるちょっと古いアパートとか見るとノスタルジックな気持ちになっちゃうよね。「こんにちは ありがとう さよなら また会いましょう」だよこんなん

最後は「ラーメン味里」さんで🍜食べて終了!!!背脂ちゃっちゃ系のラメーンでしたが、全然しつこくなくてお醤油ベースのスープも麺もチャーシューもめっちゃ美味かった!!!!

ヤマノススメ登山記録22 - 富士山”0合目”から登ってみた

いんふぉめーしょん

概要

現代で一般的な富士登山とは、吉田口とか須走口とかの登山口まで車やバスで行って「5合目」からスタートするもの。あたしも過去何回か富士山に登ったが全て5合目から山行を開始した。

ただ江戸時代みたいな昔に関してはもちろん車なんかないわけで、人々は麓から歩きで登っていった。そしてそれこそ今回やってみた「0合目」からの富士登山ってわけ。

富士スバルライン5合目からの開始だと、富士山の頂上である剣ヶ峰まではだいたい標高差1470mだけど、0合目からだと標高差3030mにもなる。むっちゃしんどいけど、普通の富士登山に飽きた人はチャレンジしてみてね〜〜〜!!!という感じ

以下、今回の参考の記録

記録

13:33 浅間神社~馬返し

富士山駅より徒歩15分くらいのところに浅間神社という立派な神社がある。0合目登山ではここがスタート地点となるらしい。無事に生還できることを願い、山行開始。

しばし一般道を歩っていくと、吉田口遊歩道なるものが出現する。草が鬱蒼としてて富士山の登山道とは全く思えん。

ところどころにキイチゴがなってたりした(食べてはいない

中の茶屋というところに出た。ここから富士山頂まで598分らしい...。ヒエッ...。

さらに先へ。舗装された道を進む。ここら辺まであんま楽しくない(ボソッ

馬返しに到着。江戸時代、富士登山での物資の運搬では馬が使われていたが、この先は坂が急で馬はここまでしか来れなかったところから馬返しって呼ばれてるらしい。実はここへは車やバスで来ることもできる。バス返し。

15:26 馬返し〜佐藤小屋

馬返しから先は本格的に登山道が始まる。鳥居や、狛犬ならぬ狛猿が神秘的でいい雰囲気になってきたわね〜。やっぱ富士山は違ェわ

1合目到着。鈴原天照大社っていう扉が封鎖されててちょっとおっかなそうな廃屋がある。ちなみにこの地点で標高1520mなので、富士山の標高のギリ半分いかないくらい。

この先、2合目、3合目、、、と登っていくのだが、5合目あたりまでいろんな廃屋がちょくちょく登場する。どれもかつて営業していた山小屋や茶屋だったりするのだが、富士スバルラインの開通によって5合目まで楽にいけるようになった関係で、こっちの登山道は利用客がいなくなり朽ちてしまった。廃墟好きなので、撤去せずに当時の面影を残して歴史的なロマンを感じられるようにしてくれてるのは大変嬉しいねぃ

途中車道をまたいで先に行くと、佐藤小屋が見えてくる。

...あっ、ここはちゃんと営業してるからね!廃墟じゃないよ!!!

17:14 佐藤小屋〜本八合目

佐藤小屋のご主人っぽい人と出くわして「どこまで行くの?」「ア...サンチョウマデデス...」「今から!?」っていう会話をした。もう夕方だし今から登っていくような人間はあんまいない。現に佐藤小屋に至るまで人っ子一人として出会わなかった。

この辺からはTHE現代の富士山の登山道という感じになる。ちょっと歩くと人間多すぎな吉田ルートと合流。

佐藤小屋のご主人に突っ込まれたけど、あえてこの時間帯に登ってるのは登山客を避けるためであったりする。富士山の嫌いなとこはなんといっても人口密度、登山道に行列ができるところなのだ。

圧倒的に午前中や昼頃に比べたら人は少なかったが、意外にもこの時間帯でもツアーをやってるところが3グループほどいた。

20:45 本八合目〜剣ヶ峰

八合目あたりまでは楽勝だったが、酸素濃度も低くなったからか普通にきつくなってきた。ただ、以前登った富士宮ルートのように高山病っぽい症状はでなかったね。バスで一気に高所に来るのではなく、徒歩で徐々に高所まで上がってきたからなのかな。あとむっっっっっちゃ眠くて、途中歩きながら寝てる場面もあったりした。

また、皆ご来光に備えて小屋に入ったのか完全に自分の先に歩いてる人がいなくなった。今まで富士山登ってきてこんなことはなかったので「うお〜やっと自分だけの世界になった!!!最高!!!!!!」となったね

いつもの狛犬と鳥居が見えたら山頂!!!こっからお鉢巡り(火口の周りを一周)をやっていく。

山頂はしばらくガスちゃってて結構危険だった。暗闇と霧で冗談抜きで視界が1mくらいまで先しか見えない。ここまで登ってくる登山道ではちゃんとロープが張ってあったりするんだけど、この辺は崖っぷちのところでも全然ロープを張ってなかったりするので、なんも考えないで歩くと落ちて死んじゃうね〜という感じだった。

なんとか剣ヶ峰到着。周りの目を気にせず、お嬢のねんどろいどを取り出してオタク写真部ができるのは最高だった。

ヤマノススメNext Summit!!!!!成功を祈りまして!!!!ヨォ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!\パンッ!/

剣ヶ峰を下りたらお鉢巡りの続きへ。

”例のスポット”で写真撮って通過した時は誰かついてきてるな〜みたいな気配を感じたけど、なにはともあれお鉢を一周した。残すところあとは下山だけだよ〜。

00:08 剣ヶ峰〜佐藤小屋

恒例のみんな大好き砂走りを下っていって佐藤小屋の方面まで戻る。

この時間帯の砂走りは過去一で最高だった。 満点の星空の下、しっとりしたアニソンを聴きながら、ただ一人黙々砂利道を下っていくのはエモさの境地でしたね。富士山でここまで開放的な気分になれたのは初めてかもしれない。

夜空を見上げながら歩いてたらすっ転んでタイツ破れちゃったけど、これもまた一興...👍

7合目あたりまで下りてきたところで、吉田ルートの登山客のヘッドライトの行列が見えた。「コ◯ナが流行中の今、危なそうだな〜。まぁこっちはあたし以外誰もおらんけどね〜」と謎の優越感に浸りつつ先へ。

なんやかんやで佐藤小屋に到着

02:54 佐藤小屋〜浅間神社

ここから3時間ほど、今回の山行で登ってきた富士山の夜の森の中を歩っていく。

富士山のこの辺はお化け的なおっかなさより、道迷いのリスクがかなり高いと感じたのでそっちの面で恐かったかも。「おっ、この丸太が続いてる方かな」と思ったら崖に続いててヒヤッとなった部分もあったし、YAMAPみたいな登山地図アプリで自分の現在地を頻繁に確認しないと危ないね

馬返しまで戻ってきた。こっからがまだまだ長い〜。

途中で雨も降ってきて、延々と続く舗装道や、蜘蛛の巣まみれの小道に精神的ダメージをくらった。ま〜〜〜〜じでしんどい。ひなた〜!ひなた〜!

06:05 浅間神社

浅間神社到着!!!!!!これで0合目登山は完了〜〜〜!!!

きつかったけど達成感は半端なかったね。あとコース的にも、時間帯的にも人が全然いない富士山はめっちゃ良かったね。お疲れ山。

ヤマノススメ登山記録21 - 乗鞍岳, 富士見岳

いんふぉめーしょん

概要

乗鞍岳北アルプスの主峰で南の方に位置しており、その標高は3026m。北アルプスだし3000m超えてるしなんかきつそう、、、と思いきや、バスに乗って山頂近くのバス停まで行き、そこから数百メートル登る程度なので結構初心者向けの山だったりする。難易度的には木曽駒ヶ岳 よりも優しい。初心者だけど本格的な感じの山に登りたい!って人に超おすすめ。

富士見岳は剣ヶ峰のそばにあるピークで、剣ヶ峰の行き帰りについでに登れるようなところにある。

ヤマノス本編ではなんとお嬢とそのご学友、みおちゃん、かすみちゃん、ゆり♡ちゃんが登場するレアな回で登っていた。ゆり♡(重要)ちゃん。。。

乗鞍岳の頂上は「剣ヶ峰」と呼ばれるところで、バス停からここまで1時間半くらいで登れるそう。ただこれと富士見岳だけでは山行が秒で終わってしまので、今回は大黒岳や魔王岳といったピークもついでに制覇することにした。

記録

乗鞍岳畳平バスターミナル〜剣ヶ峰

自宅から🏍を走らせ「乗鞍高原観光センター」に到着。ここから朝一の午前7時発の路線バスに乗って、乗鞍岳畳平バスターミナルのある「乗鞍山頂(畳平)」バス停まで行く。時刻表はこれ↓

www.alpico.co.jp

本当は🏍で畳平まで行きたいんだけど、マイカー規制があっていけないようになってる。ただし、自転車ら行けるというのもあり結構ロードバイクで上まで登っていく人を見た。

この日、天気予報では晴れるとのことだったがバスに乗り始めたらポツポツ雨降ってきて最悪な気持ちになった。そんなこんなで乗鞍岳畳平バスターミナル到着。

レインウェアとかザックカバーを展開し、剣ヶ峰までGO!!!と言いつつ、いきなり道に迷って登山道から外れた高山植物がもさもさ生えてる木道の方に行ってしまった。そしたら偶然、雷鳥さんとエンカウントしたよ!ここな!雷鳥いたぞ!!!!

で、登山道に戻り山行を再開。最近低山ばっか登ってたから、木が全然生えてない道を登っていくのはめちゃくちゃ新鮮な気分になったねぃ。やっぱこういう道のがいいや、虫も全然おらんし。

初心者向けかつ登山シーズンっていうのもあってか結構人も多かったねぃ。がちがちの装備の人もいるけど、中にはビニ傘をさして登っていく人もいた。

あともう7月だってのに道中所々に雪が結構残っていたのも印象的。驚いたのはその雪がある斜面でスキーしてる人たちがいたことかな。乗鞍岳は夏スキーというのをやる部族にとっては割とポピュラーな場所らしく、各々ゴンドラなんか動いてないから自分たちの足で登って降りて自己責任で楽しんでいる。

肩の小屋到着。ここから先はこれまでより勾配が急なところを登っていく。

ちょうどこの辺りで雨が止んだ。この後は曇ったり晴れたりって感じだったりって感じだったね

蚕玉岳というピークに到着。ここから剣ヶ峰まではラストスパート。

そして剣ヶ峰到着。ほとんどなんも見えねぇ〜〜〜〜...

人気の山あるあるだが山頂標識の写真は列に並んで撮らないといけないようになっていた。

剣ヶ峰の更に奥に見えてるのはたぶん大日岳、屏風岳ってところだと思う。この2つのピークも行こうかなとは思ったが、YAMAPで地図を確認したら道が続いてなかったのでスルーした。

剣ヶ峰〜富士見岳

次は富士見岳を目指す。これまで登ってきた道を戻って、途中で分岐する道からそこまで登っていく感じ。

やっぱ晴れると景色最高やねんな〜〜〜〜とニッコニコになりながら肩の小屋まで下りて行った

肩の小屋で昼食タイム。ふきのとうの天ぷらうどん、うまい。どうでもいいけど肩の小屋の管理人さん、レジで呼ばれた時にカウンターを飛び越えててめっちゃアグレッシブで笑ってしまった。

うどん食べたら活動再開。富士見岳へ至る道が見えてきた。

あっという間に登頂。 剣ヶ峰より200mくらい標高が低い。

ここからはバスターミナルの方を見渡せる。朝来た時はガスっててほぼ何も見えなかったけど、ああこんな感じだったのか〜となったね。

富士見岳〜大黒岳

次は大黒岳。剣ヶ峰や富士見岳に比べたらあんまり語ることはないかもしれないけど、せっかくなので登る。

富士見岳を一旦降り、車道を越えたところから登山道が始まる。

これまでの道は茶色みがかかった砂の道だったけど、こっちのは灰色になってるのは不思議。そんなに離れてもないのにどうもこうして成分が違うのだろうか。てなことを考えてたらあっという間に登頂。

大黒岳〜魔王岳〜乗鞍岳畳平バスターミナル

大黒岳の方は自分みたいな物好きしか登ってないであろう関係で、剣ヶ峰の方に比べたら人は全然いなかったかな。人が少ない方が神聖な雰囲気あっていいよね

晴れてくるとこういう景色も見れる

大黒岳から車道まで下りてきた。実は更に硫黄岳というのも大黒岳の奥にあり、帰りの最終バスの時間までに登頂して下りてくることはやろううと思えばできたのだが実行はしなかった。硫黄岳の登山道まではずっとバスがびゅんびゅん走ってる車道の脇を歩いていかないといけなくて、これ本当に登山か?という気持ちになっちゃったからだね

バスターミナルの方まで戻ってきて、最後は魔王岳の登山道へ。

魔王岳は乗鞍岳畳平バスターミナルから徒歩10分くらいで登っていけるピークで、実はゆるキャン△の作者であるあfろ先生が描いてる漫画「mono」の2巻の聖地だったりするのだ!!!

ここに関しては観光ついでに登っていけるように、舗装された階段がずっと続いている。

道中、亀池という青い湖と、その奥に越前岳というピークが見える。このピークに関してもロープなどで仕切られたりしてる関係で道が続いてなくていけないようになっている。環境の保全の関係なんだろうけど、いつかは行ってみたいねぃ。

魔王岳到着〜。満足したので下山するよ〜

あとは売店でソフトクリームなど食べつつ帰りのバスを待って終了。お疲れ山!