サーフブンガク鎌倉アニメ

趣味のこと書きます。ヤマノススメで登られた⛰の全制覇を目指したり、🏍で旅したり、🏕したり、アニメの感想書いたり

ヤマノススメ登山(?)記録32 - みちのく潮風トレイル

やまのいんふぉめーしょん

概要

今回は登山っていうかトレイルの記録ね。みちのく潮風トレイル青森県八戸から福島県南相馬まで太平洋沿岸を沿って伸びるロングトレイルのコースで、全長1025kmにも及んでいる。めちゃくちゃ大規模かつメジャーなコースで、↓みたいなちゃんとした公式サイトもあったりするわよ。

tohoku.env.go.jp

ヤマノスでは楓さん×ここなちゃんの二人きりっていう激レア回で登場。ウミネコいっぱいの「蕪島」などに寄り道しつつ、八戸から1日で行ける距離まで行こうってことで、JR八戸線大久喜駅近くの高岩展望台まで歩いてった。

あたしもヤマノスの原作同様、夜行バスで本八戸駅までいくところからリスペクトして高岩展望台まで歩いた。天気は60点って感じだったけど、海を見ながらころころ変化する道を歩いていくのはめちゃめちゃ楽しかったよ!!!!

あと帰りの交通手段は要注意ね...!

記録

本八戸駅蕪島

お金あんまない女子中学生らしく、バスタ新宿から3列シートの夜行バスに乗って本八戸駅へ移動。

日ごろから4列シートの高速バスに乗り慣れてるのもあって、3列シートは隣に人がいないだけで快適すぎてびっくりしたわね。楓さんはつらそうにしてたけど...( ・∇・)

10時間くらい乗って本八戸駅に到着!!!実は青森県に来たのは人生初だったりして、めっちゃワクワクしてるのだ!!!

本八戸駅からはヤマノスに登場したスポットなどを巡りつつ、蕪島を目指してずっと歩いていく。ヤマノスでは途中から電車乗ってたけど、東北の街がどんなか歩いて見てみたかったんわよね〜。

こういう地方の時が止まってるような錆た建物とか見るのが大好きなんよね。

しばし歩いて陸奧湊駅の辺りまで行くと、海が近くなって急にたくさんの魚屋さんの活気がある声が聞こえてきて賑やかになった。陸奧湊駅は駅前でやってる朝市が有名で、なんでも朝の3時からやってるんだとか🌅

ヤマノス関係なく人気店な「みなと食堂」もこの近くにあるのよ。ここでちょっと遅めの朝ごはん。

ひらめ漬け丼がめっちゃくちゃ美味かった!!!あとせんべい汁初めて食べたけど、体に優しい味しててこれも美味だったわねぇ!! ぜひ八戸に来たら食べにくることおすすめ!(朝早いと待ち時間なく入れるからいいわよ!)

陸奧湊駅から先は水産系の工場が目立つようになってきた。

蕪島の最寄駅、鮫駅🦈 ちなみに名前の由来は🦈じゃないらしい。

駅前に🦈のオブジェがあったりするわよ。ていうかこのここなちゃんありえん萌萌萌萌萌萌萌萌萌では????????

鮫駅からちょっと海岸の方に出ると蕪島が見えてくる。

蕪島とうちゃ〜〜〜〜〜〜く!!!!!ここはなんと言っても国内で唯一ウミネコの繁殖を一年を通して見れる所として有名で、国の天然記念物にも指定されてるのよ。

もーそこら中からニャーンニャーン(鳴き声です)ってうるせぇのなんの。。。ってくらいとんでもない数のウミネコがいるのよ!!地面にはフンが散らばりまくってるのよ!!!!楽しすぎるでしょ!!!!!

ちょうどあたしが行った6月の初旬はウミネコが子育てしてる時期らしく、蕪嶋神社の境内にはまだ毛の色が茶色っぽいたくさんの雛鳥がいたね。微笑ましくて1日中見てられるわ...。

(めっちゃどうでもいい小ネタだけど、アーススターのWebサイトで蕪島の回が掲載された時、ここなちゃんがウミネコのことを「さん」付けして呼んでないコマがあって、そこが単行本では修正されてちゃんと「ウミネコさん」って呼ぶようになってたの好き)

蕪島〜葦毛崎展望台

蕪島のすぐ近くにみちのく潮風トレイルのスタート地点、フンまみれの看板がある。ここまでは観光客もいっぱいいたけど、ここから先はぼっちで静かに海を眺めながら歩くよ。

この日、日本の関東から南西の方にかけて線状降水帯が発生していて、特に愛知や静岡はすごいことになっていたのをニュースで見た。運良く東北の方はそのエリアに入ってなかったんだけど、今にも一雨きそうな空になってきてビクビクしながら舗装道を歩いて行った。

途中から道が原っぱになっていった。ていうか人住んでない?ほんとに通っていいの?っていう民家?船屋?のそばもちょこちょこ歩いた。

で、案の定雨がダバー。

⛰を登るわけじゃないっていうのでレインウェアは持たずに傘持って歩いてたんだけど、結構激しいやつが降ってきて一気にびしょびしょにされた... (´;ω;`)

海沿いだから風が強いってのもあり、暴風雨にヒィヒィ言いながらちょっと見晴らしのいい場所まできた。どうやらもうすぐ葦毛崎展望所らしい。その近くにはカフェ「カフェテラス ホロンバイル」があるので、そこで雨をやり過ごすこととした。

カフェではソフトクリームが色々種類あって人気らしいけど、もうちょっとゴージャスなやつ頼んじまったよ〜💸

葦毛崎展望台〜高岩展望台

ちょっと待ってたら天気が急変して、本八戸駅に着いた時も見えなかった青空が見え始めた!!!!どういうこっちゃ!!!

すまん、あたし天気の子だったかもしれねぇ...。

天気が回復どころかさらに良くなっちゃったのでトレイル続行。まずはすぐ近くの葦毛崎展望台へ。

青空と雨雲の境界、そして太平洋、美しすぎたわね...。控えめにいって最高...!

展望台をあとにしてさらに先に進む。この辺りからはハイキングコースって感じで、歩きやすいように整備された道が続いていた。

次に見えてきたのは「大須賀海岸」。約2.3km砂浜がずーっと続いてるんだけど、次はここを歩いていくよ!

山登りじゃ砂浜なんて歩いたことないし物凄い新鮮な気持ちになったわ!

この先は地元の小さな港とかも通って「淀の松原」という、その名の通り松の木に囲まれた道を行く。松島とかもそうだけど、なんで海の近くに松の木って生えがちなんだろうね?

あと松の木ってなんか”日本”を感じさせてくれていいよね...松好き...うな重でも松のグレードが一番好き...。 

次に見えてきたのは「種差天然芝生地」。今度は芝生を歩くのかぁ〜〜〜!!!!!!マジでころころ道が変化するわね!!!

ここは純粋に観光地としてもメジャーっぽくて人が結構いて、あとキャンプもできるみたいでテントを何張りか見かけた。ヤマノスをリスペクトしてお昼寝休憩でもしてこうかと思ったけど、雨降った後なのと時間も心配になってきたのでやめといた....

「お前どこ行くん?」っていう観光客の視線も感じつつ、海岸に沿って先へ進む。

ここなちゃんがトレイル回で河口をジャンプするシーンがあって、あれ可愛さアピールでやっているのかと思っていたが、他に道がなくてジャンプせざるを得ないところが本当にあった。謎の感動しちゃったよ。

そして種差漁港というところに出た。ここにはみちのく潮風トレイルの公式のマップにも情報が載ってなくて、Googleマップにもレビューが1件しかない「嶋大明神」っていうスポットがある。

蕪島神社みたいに賑やかなのも好きだけど、こういう人が全然いないところにある小島と神社って神秘的だよね。大正七年に立てられた石碑とかもあって、この辺はそんな昔から存在していたのかと歴史を感じられたのも素晴らしかった。

そろそろゴール地点も近くなってきた...。

と、最後の最後に草が鬱蒼としたジャングルの道だよ〜〜〜〜!!!雨でビッショビショになった草木とか虫がイヤアアアアアアアアアアアァァァァァァ!!!!!!!!!

そんなこんなで種差海岸の最高峰「高岩展望台」到着!!!!!海沿いの街並みの景色、大変良いもの👏

みちのく潮風トレイル、ただ歩いてるだけだったけど道中面白いスポットがいくつもあったし、めちゃくちゃ楽しかったわね👏

満足したのでもう八戸の街の方へ帰ろう......と思ったが、電車の本数が全然なくてびっくらこいた。

高岩展望台から降りてきたのが15:25くらいだったんだけど、JR八戸線の八戸方面の電車が次来るのが18時ごろなのよね...ギャーーーー!!!!(↓は種先海岸駅の時刻表)

ただ調べたらうみねこ号っていうバスが鮫駅まで出てるようで、これでなんとか太平洋から脱出ができた。

visithachinohe.com

あぶねーほんとあぶねー。みんなはちゃんと帰りの交通手段を調べてから来ようね!!!!!以上、終わり!!!!!