やまのいんふぉめーしょん
富士山
- ヤマノススメ登場話数
- いっぱい
- 天候: 晴→曇
- 日付: 2024/06/08-2024/06/09
- YAMAP記録: https://yamap.com/activities/32409174
- ルート全貌
概要
雪村あおいなので、富士山のことが好きすぎて実はコロナショックの時以外は毎年ルートや季節を変えて🗻に登ってる(カテゴリの富士山から過去のが見れます)
今回は前から気になっていた、富士山の周りにある富士五湖のうちの一つ精進湖から富士山まで登るルートで歩いてみた!これは公式サイトでも精進口登山道ってひっそり紹介されてるやつね!
あと雪のある富士山入門ってことで、初めて残雪している6月に登ったのよ!
1日目、精進湖から富士スバルライン五号目までは、樹海で軽く道迷いしつつも色んな洞窟を巡ったりして楽しかったのよ〜!精進口登山道の脇道にある洞窟を巡る場合は GPSないとほんとに遭難するかもなので注意ね YAMAPなかったらたぶん💀になってた
2日目、まぁ全然深さはないのだけど、まだ雪が積もってる中登頂してきたわよ!この時期は雪山初心者でも登れるレベルだけど、アイゼンとストックみたいな最低限の雪山装備はないとあっぶないので注意ね!
記録: 1日目
9:44 精進湖(赤池バス停)〜大室山
まずは富士急バスに乗って富士山駅から赤池バスまで行く。始発のバスに乗っても、時刻表的には最速でここに来れるのが09:37で、もうちょい早めにスタートしたかったけどまぁしゃーないって感じね。
精進湖の方から道路を渡ってすぐのところから精進口登山道は始まる。
あたしが💀になっちゃったら回収してね…フォロワー… pic.twitter.com/6tl9QaFA2w
— 今週もおつカレ- (@futaristyle) 2024年6月8日
精進口登山道に足を踏み入れると一気に\樹海!!/ って感じですごかったわね。
木の根がうじゃうじゃしてたり、太陽に雲がかかると一気に暗くなったり、でっかいキノコ生えてたり、大自然というよりはなんか異界に来ちゃったって感じがしたね...。この不気味さが...好き...!
この登山道は吉田とか須走のようないわゆる5合目から始まる登山道に比べたらマイナーなんだろうけど、道が結構整備されていて分かりやすく、寄り道さえしなければ富士の樹海あるあるの道迷いしちゃうなんてことはないだろうなって感じだった!
...まぁ寄り道するんですけども。
この道中いくつかの洞窟があったり、富士山の山体を間近でみられる「大室山」というピークが存在するのよ。せっかくなのでこれをもろもろ見て回りたくなっちゃったってワケ!!
まず最初に行ったのは「本栖風穴」というところ。精進口登山道から脇道を歩いて、往復で40分かけてくらいかかるとこよ。
...落ちたら危ないということで立ち入りは禁止されてるんだけどね。入るなよ!絶対入るなよ!()
あと本栖風穴に行く道中で「本栖風穴第二」というもう一個の風穴もある。写真だとよくわかんないけど、落ちたら絶対生きて帰ってこれないな〜という感じにちょう深い穴が空いてたよ。
ちなみに、本栖第三風穴、本栖氷穴と他にも洞窟があるらしい...。リサーチ不足で行けなかったけど、気になるねぃ...
次に行ったのは「富士風穴」。ここは精進口登山道のほぼルート上にあって、ガイドツアーの予約をすると(入洞届を出すと)なんと中に入って探検できちゃうのよ!
なんかイカゲームの参加者みたいな赤い服着た集団がこっち向かって歩いてきてめっちゃびっくりしたわ...🦑(地元の高校生ぽかった)
次は大室山に登っていくわよ!!
大室山って聞くと、伊東にある🍮みたいな形した山を思い出しちゃうけど、ここはそれと似た感じの形をした山なのよ!ここは富士山に直接行くなら登る必要はないところだけど、せっかくなのでね...!
登山道は段差は全然ないけどそこそこ斜度があって体力持ってかれるなぁ...って感じだった。この辺はさっきまで歩いていた所と違ってあんまり樹海っぽい感じはしなかったね。
あと富士山には登らずここに登る目的で来てるような登山客数人と会ったわね。
12:42 大室山〜富士スバルライン五号目
地味だけど一応大室山の山頂に到着。
大室山には「南峰」という山頂がもう一個あって、そっちからの景色がいいらしいので期待して行ってみることにした。 歩いて数分で到着〜!
と、ご覧の通り富士山がバーーーン!と見えるはずなのだが、雲がかかちゃっててなんも見えなかったね...。まま、ええわ。
\大室家!/
— 今週もおつカレ- (@futaristyle) 2024年6月8日
(🗻見えない) pic.twitter.com/k8k1J7mhQV
大室山から下って、「神座風穴」や「大室洞穴」といった洞窟も寄って見て回ってきた。この辺の探索してる時はリアルに道迷いしたので、YAMAPがなかったら危なかったわね。
「あ、白テープあるし、これ人が通った道っぽいな〜」と思って進んだら意味わからんとこに行ってしまったりなどした。樹海を探索してる感じがして楽しかったけどね ( ͡° ͜ʖ ͡°)
あと道中謎の標識がかかってるちっこい洞窟を見つけるなどした。
気になったので検索したらここに入ってる人いたよ!いい趣味してんね!!!好き!!!
寄り道一通り終えて、正規ルートに戻ってきた。めっちゃわかりやすい道で安心するわね。
ここからは今日泊まる富士山の五合目の小屋に向けて登っていくわよ!!!...ただこの辺からはさっきまでの樹海らしい道もほぼ終わって、ひたすら単調でゆるやかな登り坂が続いて虚無感があったな...。
車道と合流。三合目のバス停もあって、ずるをすればここでバスに乗って五号目まで行けちゃうわよ〜!いや、ずるしないが!!
標高が上がっていくと、富士山らしい火山礫が地面にぱらぱら出現し始めた。だんだん富士山に近づいてきた感じがして嬉しいね〜。
これはクソでか進入禁止(この標識要る?)
道中謎の廃屋なども発見しつつ、無心で登っていたら車の走行する音が聞こえてきて、五合目に到着した
17:29 富士スバルライン五号目〜佐藤小屋
うおおおお〜〜〜〜!!!!いつもの見慣れたスタート地点にやっと着いたわよ!!!超ガスってんですけどーーーー!!!!
お土産屋さんで何か買っていこうかと思っていたが、17時を過ぎるとほとんどのお店は閉まってるようだった。
特にやることもなく、今日泊まる予定の小屋まで吉田ルートを辿って歩いていく。
山開き前に吉田から登っていくのは初なので、テレビでちょくちょく見てたバリケード(板)が立ってるのかと思っていたけど、ちょうど取り外された?のか、入れるようになっていた。
吉田口から20分くらい歩いて佐藤小屋に到着〜!これでひとまず1日目はお疲れ山!
富士山の山小屋って7月〜の登山シーズンが終わるとほとんどの山小屋は閉鎖しちゃうんだけど、この佐藤小屋は1年中やってる超ありがたい山小屋なのよ!!
あと人も少なくって、寝床も二人分のスペースを使わせてもらえてよかったね〜。
小屋の中では山岳会のおじさま方とお酒を飲みながらお話ししたりした。彼らは富士山の今は廃止されたような登山道を巡るのをやってるらしく、今回は村山古道というルートで道なき道を歩いてきたらしい。
精進口登山道なんか非じゃないくらいやべーところ歩いてて、めっちゃ面白そうだなと思ったねぇ!あたしもそれしたい!!!
あとはアメリカから来た外国人の男の子二人が泊まってたんだけど、アイゼンとか雪山の装備は一切なしで山頂まで登るつもりだったらしく、小屋にいる人全員で「やめとけ〜!せめて七合目までにしておけ!」って諭してたのはちょっと面白かったわね。
晩御飯はお肉や揚げ物や野菜も取れて、大満足だった!!!富士山あるあるなんだけど、標高が低い山小屋ほどご飯が豪華になるのよね...。もう五号目か六合目の山小屋しか泊まりたくない...。
トイレの便座がウォームレットだったのも感動しちゃったよ...文明の利器...(´;ω;`)
ってな感じで午後09:00に就寝...。
記録: 2日目
04:32 佐藤小屋〜本八合目富士山ホテル
朝ご飯のお弁当も、しっかり体力が付くようなやつで素晴らしかった!
てきとーに日の出を見て出発。
五号目からしばらくはほとんど雪はなく、いつもの富士山の登山道であった。
ただ、いつもと変わってる所とすれば、道中の標識がおそらく回収されていてやけに減っていることと、山小屋が全然やっていないことくらいか。
七合目の鎌岩館だけ灯りがついていたけど、それ以外は全部シャッター閉まってたりした。
なんにしても全然人いないのが快適すぎてよかったね!!!もうシーズンオフしか富士山に登りたくない!!!!
八合目の白雲荘から一時的に吹雪いてきた。この辺から徐々に雪が目立つようになってくる。
07:40 本八合目富士山ホテル〜剣ヶ峰
以前宿泊したこともある富士山ホテルの手前の坂道が雪に覆われてて危なそうだったので、この辺りからアイゼンをつけた。
雪質はふわふわしてなくって、かき氷みたいな状態だった。冬富士でよく言われてるスケートリンクみたいな状態ではなく、アイゼンかチェーンスパイクさえあれば安定して登れる感じだったね。
富士山ホテル近くの親の顔より見た石碑。ここ通るときいつもこの石碑で写真撮ってる気がするわね。
ちょっと嫌な気分になったこともあった。明らかに置き忘れていったというよりは、意図的に捨ててったんだろっていうレベルでゴミが散らかしてあった。人いないからってむちゃくちゃやるよね。
全部は無理だけど一部は回収して持って帰っといたよ。
あと九合目〜山頂の間にあるちっちゃいお社が破壊されてたねぇ...。これは人がっていうよりは、落石による自然のパワーでこうなっちゃったんだろうねぃ。鈴が散乱してたけど、どうしようもないのでそっとしておいた。
お社から先はほぼ満遍なく雪道だった。風もそこそこ強かったけど、ストックで体を支えればどうってことなかったかな。
にしても色んなところが崩落してたわね...。登山シーズンに歩いててこんなに崩落してるところは見たことないから、山開き前にある程度整備して元に戻してるのかな...。毎年ご苦労様です。
そんなこんなでいつもの狛犬ちゃんと鳥居が見えてきたわよ〜〜〜!!!!
ということで山頂(山頂ではない)に到着!!!! 当たり前だけど、山頂にある久須志神社もシャッターが下りていた。雪もまだそこそこ積もってるわね。
遠くから見た3776mの地点がある剣ヶ峰の様子。
「雪坂やばいなぁ...去年強風で死にそうになったなぁ...」なんて少し不安になりつつも目指すことにした。
あとこれは”あの”滑落ポイント。雪ちょっと積もってる状態で見たら余計に「こんなん絶対滑り落ちるに決まってんじゃん!!!」ってくらいのとこだったわね。
御殿場や富士宮ルート側に続く方面まで歩いてきた。こっちは吉田の方よりも雪が積もっていたね。
剣ヶ峰手前の急坂まで来た。こっからは念の為ピッケル使いつつ登っていったよ!でも正直横にある柵に捕まりつつ行けば余裕だったかもしれないわね。
09:58 剣ヶ峰〜富士スバルライン五号目
というわけで富士山登頂〜〜〜!!!!!
想いのち、、、晴れ!!!!!!!!!!!
ヤマノススメ 5期やらんかい!!!!!!!!やってくださいお願いします!!!!!!
今年も……ありがとう富士山🗻 pic.twitter.com/6Ei3THlYgg
— 今週もおつカレ- (@futaristyle) 2024年6月9日
この時期の富士山は正直雪山としては初心者レベルで、そんなに危険箇所もないので、冬の木曽駒ヶ岳とか登ったことあるような人なら余裕じゃない?と思ったね。
後ろ見たらどこに隠れてたんだって思うくらい人が増えていた。
満足したので五号目まで下りていくわよ〜〜〜。
道中、アイゼンつけないで登ってきている外国人や日本人の親子と遭遇したわね。後日特にニュースにはなってなかったから無事に生還したっぽいけど、不安になるからつけてくれよ...とは思った。
砂走りもところどころ崩落してたわね...。ガスってたし、調子に乗って走ったら滑落しそうなのでゆっくり下っていった。
富士スバルライン五合目に帰還!!!お疲れ山!!!!
あとは帰りのバスに乗って河口湖駅まで行って終わり!!!!ちなみに15:50が最終で、これを逃すとおしまいになるので注意ね!!!!!
1泊2日で精進湖→富士スバルライン五号目→🗻の山頂って感じで歩いたのよ〜!1日目は樹海で遭難しかけたり、2日目は初めて残雪してる🗻登って楽しかったのよ〜!✨https://t.co/uDFSkoCTgB pic.twitter.com/rb9E1OE9fA
— 今週もおつカレ- (@futaristyle) 2024年6月9日
https://x.com/futaristyle/status/1799676224471798245