サーフブンガク鎌倉アニメ

趣味のこと書きます。ヤマノススメで登られた⛰の全制覇を目指したり、🏍で旅したり、🏕したり、アニメの感想書いたり

ヤマノススメ登山記録8 - 妙法ヶ岳、荒幡の富士

いんふぉめーしょん

概要

妙法ヶ岳は埼玉県秩父に標高1329mの山。雲取山の近くにあって、ここに登るには雲取山の登山道の分岐路を進んで行く感じになっている。山頂には秩父の有名な神社である三峯神社奥の院があり、そこへ参拝するために登山する人もちらほら。ヤマノス原作では楓さんたちが受験の合格祈願に訪れていた。ちなみに妙法ヶ岳と、白岩山雲取山をまとめて三峰山と言うらしいよ。

荒幡の富士は所沢市の住宅街にある富士塚富士塚というのは「富士山に登るとご利益あるよ。でも富士山登るの大変だよね。じゃあ人工的に山作ってそこを登ったら富士山登った時と同じくらいご利益を得られるようにしよう」的な目的で作られたもの。ヤマノス原作ではお嬢とひかりさんが登ってたね。

今回は1日に妙法ヶ岳→荒幡の富士の順で登った。まぁ両方とも埼玉県にあるし、登るのに大した時間はかからんのでまとめて制覇しちゃおう的なノリです。

ちなみにこれが2020年初の山行。大したことねぇだろと思って、普段着+運動靴っていうナメくさった装備で登った。

妙法ヶ岳の記録

西武秩父駅

まずは妙法ヶ岳に向かう。スタートは西武秩父駅で、ここから路線バスに乗って三峯神社のバス停で降りる。

特に何も考えずに正月明けに来ちゃったんだけど、たぶん初詣なんだろうね、三峯神社行きのバスのりばには行列ができていた。

これ絶対バス乗れないでしょ...となったが、正月は臨時のバスが運行しているようで、時刻表に記載されている時間になったら三峯神社行きのバスが2台来た。というわけで無事に計画通りに乗車し、三峯神社まで行くことができた。

三峯神社

バスを降りたらば神社の参拝客の人の波から外れて、ただ一人山道で向かった。

実はここに来るのは2度目で、2019年の2月頃に雲取山に登った時にも訪れていた。(以下記事)

futaristyle.hatenablog.com

その時は三峯神社の方へ下りて来たが、今回はその道を逆走していく。

しばらくは林の中を縫う舗装された道を辿っていく。

すると雲取山と妙法ヶ岳への登山道の入り口である鳥居が見えてくる。

この鳥居のすぐ下には下の写真見たいな数取器が置いてあって、登山客が行き先に応じてカウントしていくようになっているみたいだが...妙法ヶ岳のボタンを押してみてもカウントアップされなかった...。ボタン壊れてない...?(;ω; )

鳥居をくぐって落ち葉にまみれた林道をすすんでいく。運動靴でもほいほい登っていけるような歩きやすい道だった。

妙法ヶ岳登山道

しばらく歩いてるとまた鳥居が登場する。ここが妙法ヶ岳への入り口。

マジで落ち葉がすごかったこと以外特に語ることはなくて、ちゃちゃっとチェックポイントのベンチがあるとこまで着いた。

さて、ここでちょっとトラウマ(?)を思い出すことになる。

前に雲取山に登った時、山の斜面に沿うような道が凍結していて、そこをアイゼンつけないで通ろうとしたとき滑って転んで崖から滑落しかけたことがあった。

んで、すっかりこのトラウマみたいのを忘れてたんだけど、妙法ヶ岳もある意味雲取山というか同じ山系だから似たような道があるんですよ

見事に凍結していた。つらい。

悲しいことにアイゼンは持って来てなかったので、凍ってない部分を慎重に歩いて行くしかなかったんだけど、なんとか無事に歩き切ることができた。自分の他にも結構軽い装備で妙法ヶ岳に登っていく家族づれやお爺ちゃんお婆ちゃんがいたんだが、皆ここで難儀しているようだった。

ここからもうちょい進むとまたいくつか鳥居を通ったり、下の写真みたいな階段を下りたりする。

で、山頂手前には妙法ヶ岳の登山道の目玉(?)である鎖場が登場する。登山をちょいちょいやっている人だったら大したことないんだけど、笹原ゆうかちゃんはビビり散らしてたね。

鎖場を超えたら到着。

奥の院はなにか古の匂いを感じさせる神秘的な佇まいでいいなぁと思った。関八州見晴らし台の高山不動奥の院とか、御岳山の御嶽神社奥の院に比べたら、こっちのが奥の院のご利益レベル(なにそれ)高そうだわね。

眺望は...雲取山がよく見え〜るという感じかな。あんまり面白い眺めではない。

お気持ち程度の山頂標識もあり。

奥の院で「お給料が少ないので金運招福に極振りしたいと思います」になったら三峯神社の方へ下りる。

下山後はのんびり麓の三峯神社も参拝した。高尾山レベルではないけど結構人おったね。

名物のいも田楽も美味かったぞい

妙法ヶ岳の山行はとりあえずこれでおしまい。ここから次は荒幡の富士へ向かう。

荒幡の富士の記録

下山口駅

西武秩父駅から西武鉄道狭山線下山口駅まで移動し下車。

荒幡の富士まではここから所沢の住宅街を歩いて行く。公園や学校の裏手の道などを通ってだんだんと人気のないところへ進んで行いった。

すると地元民しか訪れんであろう神社が現れる。浅間神社というらしい。荒幡の富士はこの神社の境内にある。

っちゅーわけで登っていく。富士塚の登山道はすべて階段で、その道中には富士山を感じさせる「◯合目」と書かれた石碑がいくつか点在していた。

1分くらいで山頂に着いた。

山頂は360度見渡せるちょっとした展望台になっていて、特に特徴的なのがここからすぐ近くにある西武園の観覧車のライトアップなんかが見えたりするところだ。インスタントにちょっといい景色が見れるのもいいもんだね。

というわけで下山。あたりは既に真っ暗であったが、ちょっと歩けば市街地に戻れるので何も問題はなかった。

西武園駅まで歩いてゴール。今回の山行(?)はここまで。