サーフブンガク鎌倉アニメ

趣味のこと書きます。ヤマノススメで登られた⛰の全制覇を目指したり、🏍で旅したり、🏕したり、アニメの感想書いたり

ヤマノススメ登山記録10 - 八幡山、伊吹山、賤ヶ岳(ヤマノススメ滋賀三山制覇)

いんふぉめーしょん

八幡山

伊吹山

賤ヶ岳

概要

今回は二日間でヤマノススメに登場した全ての滋賀の山(2020/2/23時点)を全て巡った。1日目は八幡山伊吹山、2日目は賤ヶ岳に登った。ついでに滋賀県の街中で観光もしたかったので、登山道具はチェーンスパイクとレインウェアくらいしかちゃんとしたものは持って行かず、ABCマートで数千円で売ってるような運動靴で行った。

八幡山は恋人の聖地として知られてるらしくて、山中には縁結びのパワースポットがあったり、ハート型のモニュメントが各所にあったり、展望台からの夜景が綺麗だったりする。ほぼほぼ観光地化されてて、1時間くらいで登れるのでお手頃なお山だ。

伊吹山は標高1377mの滋賀県の最高峰で、今回登った他の2つの山に比べたら結構本格的なやつ。1927年2月14日に世界最深積雪記録となる積雪量1182cmを記録したように、積雪が多いことで有名。ただ、2019年は積雪量がかなり少ないらしいという情報を得ていて、かつ登山の当日は雨が降るということで雪が溶けるのは間違いなく、運動靴で登れるやろとたかをくくって挑戦した。悪天候の中の登山となったが、比較的登山道は整備されてて屋根も多いので死の危険はほぼ感じなかった。

賤ヶ岳は賤ヶ岳城跡が残ってる山。自分が登った時は伊吹山の時と同様に悪天候で、雨どころかみぞれも降っていた。ただ、ちょうど山頂に達した時に雨が止んだので、いい感じの眺望を拝むことができた。城に興味はないのだが、琵琶湖や近くにある余呉湖を見渡せていいもんは見れたなと感じた。

そういえばヤマノススメ関連でこういうパンフレットもあったりする。いずれ他の滋賀の山も原作に登場するかもね(わくわく

www.biwako-visitors.jp

八幡山の記録

早朝、近江八幡駅からバスに乗って八幡山登山口にて下車。麓の日牟禮八幡宮の前を通って、公園の方から登っていく。予報ではこの日午後から雨が降るとのことで、朝の時点でそこそこ曇っていた。

公園を抜けるとちょっと道が登山道っぽくなった。ロープウェイの下を通ったり、鳥居をくぐったり、電柱があったり、人の手を感じざるを得ない登山道だなぁと思った。あんまりこういうタイプの道は見ないので結構面白かったね

山頂に近づくとどこかからお経が。。。まぁそれは置いといてロープウェイの駅まであっという間に到着。

山頂は縁結びのパワースポットとして知られる瑞龍寺や、金ピカで見るからに金運が上がりそうな金生稲荷大明神、めちゃ眺望がいい展望台とかエンターテイメントに溢れていた。あと二匹の猫さんにも出会ったよ!猫さ〜ん!🐈

計画的に次の山に登るためにそっこーで下っていく。下りは公園の方のルートではなく、日牟禮八幡宮の方に出るルート。途中で小雨が降ってきちゃったが、レインウェアを着るほどではなかった。

とりあえず八幡山はこれでおしまい。

伊吹山の記録

八幡山からはしごして次は伊吹山へ。近江八幡駅から近江長岡駅まで電車で移動し、近江長岡からはバスを使って登山口まで行く。

そして登山口からはぽつぽつの雨の中徒歩で登って行く。伊吹山ではかつてゴンドラの営業をしていたそうなんだが、なんか知らんが廃止になったみたいだ。ちなみに現在もゴンドラの駅は山中に廃屋として存在している。

伊吹山は道中は数カ所トイレがあるのだが山頂と3合目は凍結中とのこと...というか「◯合目」っていうのを使う山を富士山以外で初めて見たかもしれない。

登山口はまだ1合目ではなく、この先の森林を抜けていって原っぱに出たところで1合目のところに達する。

1合目からは一気に視界が開けるのだが、かえってこれが迷惑だった。というのも、ぽつぽつ程度だった雨が本降りになってきてて、さっき通ってきた森の中では木が屋根代わりになって防げていたものが、もろに身体にかかるようになった。

あと何より道がぬかるんで、泥によって滑ったり靴が汚れたりするのが最悪だった。晴れてりゃ最高なんだろうけどなぁ...。

3合目のあたりで伊吹山の本体がその姿を現した。視界が広いぶん大きく見えて、尚且つ山体上部が雪で覆われてる上に完全にガスってて絶望感を感じさせてくる雰囲気なのが結構好き。

3合目から道中雪があったが、この辺りは雪のない部分をうまい具合に歩いていけばチェーンスパイクを着けずとも余裕なレベルだった。

5合目あたりから、ほぼほぼ完全に道が雪に覆われるようになったので、念のために途中の避難小屋でチェーンスパイクを着けて行くことにした。

7合目付近から風雨が一気に強くなってきてちょっと肌寒くなってきた。こういうやばい天候だと前に登った唐松岳と比べたくなっちゃうのだが、あの時に比べればむしろ暖かいし、立っていられるってことは大した風の強さじゃねぇなと思った。

アニソンをイヤホンで聴きながら無心で登っていたらいつの間にか登頂してた。眺望ゼロで山頂標識とヤマトタケルの像くらいしか見るもんはなかったかな。

長居はしたくないのでそそくさと退散。

下山後はヤマノスでも登場したいぶき薬草湯に入った。あったかくて最高だったがお湯の匂いが独特だった...漢方薬の匂いなのかな...?

宿までいってとりあえず滋賀県1日目の山行は終わり。

賤ヶ岳の記録

2日目は賤ヶ岳へ向かう。お嬢が田舎っぽいと小馬鹿にしていた余呉駅まで電車で移動。駅からは徒歩で賤ヶ岳へ登っていける。

1日目の伊吹山ほどではないが、この時もちょっとだけ雨が降ってて天候はよくなかった。

「ザ・低山」って感じの道を登って行く。飯能市にあるような低山と比べるとなんか道の雰囲気が違うな〜ってちょっと思った。なんだろう...生えてる樹木の種類が違うとかかなぁ?でもとにかくなんか新鮮な感じがした。写真で見ると対して違わないのにね。

尾根っぽい道に出て山頂が見えてきた。

山頂は城跡とか武将の像とか、賤ヶ岳の合戦にゆかりがあるものがちらほらあった。小雨降っていたが、ガスってはなかったので景色も結構良かった気がする。

下山は余呉湖方面へ。湖のところまで出たら駅までひたすら車道の脇を進んで行く。この時雨はみぞれに変わっていた。

そういえばこの天気の中、湖のほとりでBBQしてるカップルがいたなぁ...BBQに対する強い意志を感じざるを得ない。

そんなこんなで余呉駅に到着。これで滋賀県聖地巡礼は終わり。