サーフブンガク鎌倉アニメ

趣味のこと書きます。ヤマノススメで登られた⛰の全制覇を目指したり、🏍で旅したり、🏕したり、アニメの感想書いたり

(旧)ヤマノススメ登山記録8 - ウノタワ〜武甲山縦走

いんふぉめーしょん

  • ヤマノススメ登場話数
    • ウノタワ
      • 原作: 69話
    • 武甲山
      • 原作: 84話, アニメ: 5話(4期)
  • 日付: 2018.11.25
  • 天候: 秋晴
  • ルート: ウノタワ->大持山->子持山->武甲山->横瀬駅
  • 活動時間: 07:50:00
  • 移動距離: 18.9 km
  • 累積標高(登り/下り): 1,289m / 1,377m

概要

ヤマノススメの聖地を2箇所巡って、ついでに秩父石灰工業の武甲工場の外観も見て、そんで秩父の宿で一泊って感じの縦走ルート。

ウノタワは山中のぽっかり木が生えてない空間のことで、かつて池だったとかなんとか...な伝説がある場所。ヤマノススメでは冬に軽アイゼンをつけて登っていたけど、わたしが登った時は時期的に雪の代わりに落ち葉にまみれていたのでアイゼンは不要だった。

ウノタワからはヤマノススメには登場してないけど大持山とか子持山っていうピークを経由して武甲山に至る。武甲山秩父に住んでる人だったら知らない人はいないんじゃないかな(憶測)っていう感じに秩父市内からよく見える特徴的な山。何が特徴的なのかっていうと石灰を求めた人間によって削られまくって真っ白になってしまった山の表面。萌え。

最後に武甲山の近くにある秩父石灰工業のめっちゃ規模がデカイ工場を眺めながら駅まで歩いて行った。この工場、男の子だったらみんな興奮するんじゃないかな(憶測)

記録

ウノタワまで

7:10、飯能駅から湯の沢行きのバスに乗り、名郷で降りる。ちなみにここまではヤマノススメのラッピングバスに乗ってきた。えへへ

バス停からウノタワまではそこそこ距離があり、一般道をしばらく歩かないといけない

ウノタワの登山道は沢を渡ったりするような場所も一部あったが、ほとんどはなんてことない土と枯葉の坂を登るだけだった。ちょっと落ち葉が多すぎて道を見失いそうになって危うかったが。

登山口から1時間くらい登ったら「ウノタワの伝説」って看板が見えてくる。この看板の裏手にあるのが目的地であるウノタワ

ほんとに周りは木がモッサモッサ生えてんのに一部分だけ全然生えてないところがあるんだ。で、その辺りだけ苔が繁殖してるの。不思議。

ウノタワ〜武甲山

武甲山までは大持山や子持山といったピークを越えて行くよ。両方ともそんなに特徴的な山じゃないし個人的にあんまり語ることがないんだけど、登山客とは結構会ったしそこそこハイカーに人気のコースなのかな?

まず大持山は山頂標識がこんな↓ので景色もまぁ普通だった。

大持山からちょっと先にある崖からの見晴らしの方が良かったかな。ここは道中出会った👵に教えていただいた。大持山から子持山に向かって歩いていれば普通に見つけられる場所なんだけどね。

大持山から子持山までの道は稜線を歩けて気持ちよかった。つっても森林限界を越えてはいないから、道の周りは木が生えてて眺望はどこも微妙なんだけど。それと、道中霜柱を見つけた。11月後半でまだ紅葉シーズンは終わってないようだったが、冬も始まりつつあったようだ。

子持山山頂。眺望ゼロ。以上です。

子持山からちょっと降りて武甲山に至る。武甲山の山頂まではかなり急な斜面を登らされることになり、たぶん体感的には今回の山行で一番体力持ってかれた。

こんな感じの↓物騒な看板が見えたら山頂まであと5分くらい。

武甲山

秩父からアクセスしやすいってのもあって結構な数の登山客がいた。山頂には神社とか、トイレとか、拡声設備とか、とにかく色々あった。食事処がないのは意外だったかな。

一番目立つお社の後ろには山頂標識や展望台があった。ここからは秩父の街が見渡せる。ついでに展望台の真下には削られて真っ白になった武甲山の斜面と、そのすぐそばには秩父工業の工場があるのだ。

武甲山秩父工業武甲工場〜横瀬駅

武甲山山頂から、子持山方面じゃない方へ降りて行く。ヤマノススメ武甲山の話でお嬢とお母様が登ってきた方を逆走して行く感じ。ある程度降りて行くとペットボトルが並んだところが見えてくる。

武甲山では山頂のトイレの水の不足を解消するために、こっち側から登ってくる登山客に沢の水をペットボトルに入れて運んできてもらうというシステムを実施している。鍋割山なんかも似たようなペットボトルシステムをやっているね(あっちはトイレ用の水じゃなくて鍋焼きうどん用の水だが)。わたしは今回は別の方から登っちゃったので申し訳ないけどスルーした。

ペットボトルポイントから先、キャンプ場とかカフェとかを抜けて一般道に出る。実はこっから横瀬駅まで長くて1時間以上一般道を歩かなきゃいけない。でもでも、退屈はしないんだな。

ここから先道路の両脇にはしばらく秩父石灰工業さんのよくわかんない施設がいっぱい登場する。

マ〜ジでカッコイイ!今回の山行よりこっちの方がメインかってくらい写真撮りまくった。

工場の中まで(外から見える範囲で)写真撮ったりしてたからちょっと不審者だと思われてた節があったし、っていうか完全に無許可で写真撮ってたけど...。まぁ何か注意されたらすぐ写真消します。

でもとにかくこの規模の工場を間近で見たのは初めてだったので興奮しちゃった。トラックの音とかよくわからない機械の音が響いてて、鉄臭いんじゃなくてひたすら石灰臭いのが最高。工場近くに生えてる木とかも石灰かぶっちゃってたりして、なんていうかライブ感があった。石灰のライブ感。

石灰加工の工場だと奥多摩の氷川工業の工場も見に行ったことがあって、あっちもこれくらい接近できたけど、規模とかは断然秩父の方が上。奥多摩のはノスタルジックな雰囲気がエモかったけどね。

以下は武甲工場のページへのリンクなんだけど、このページの「武甲山の地質断面図」ってとこヤバくない?外観だけ見てもわからんところはこうなってるんだって、めっちゃロマン感じない???

www.titi-lime.co.jp

武甲工場を抜けてもうしばらく歩いたら横瀬駅。ここから秩父の旅館まで行って今回の山行終わり。

余談

旅館の最寄り駅っていうので西武秩父駅で降りたんだけど、未だにあの花要素が残っててニヤニヤしてしまった。ラッピングバスも走ってたよ。