サーフブンガク鎌倉アニメ

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ヤマノススメ登山記録5 - 荒船山

いんふぉめーしょん

概要

群馬県下仁田市と長野県佐久市にまたがる標高1423mの山。山体が船みたいにな形状をしていることから荒船山って呼ばれてるとかなんとか。

アクセスがちょっとよろしくなく前々回登った妙義山よりひどい。けれでもマイカーを持っている登山客や地元の人には人気らしく、この日も結構な登山客がいた。

今回は相沢登山口から荒船山の山頂(経塚山山頂)までを往復した。ついでに艫岩から景色を見て、下山後に荒船の湯に入った。

あと今回の記録はそこそこハイペースだと思う。例えば艫岩->三ツ瀬までは登山地図のコースタイムで2時間かかるところを1時間で下っている。こんくらい急がないと下山後に荒船の湯に入って帰りのバスに乗ることができない。

公共交通機関を使った荒船山までのアクセスについて

まずマイカーやタクシーを使用しない場合の荒船山までのアクセスについて書こうと思う。

荒船山に最も近い駅は長野側はJR小海線中込駅、群馬側は下仁田駅となる。これらの駅から徒歩で荒船山の登山口まで行くには数時間の歩行を強いられるので、まぁ無理やろと。というわけでバスに乗る。

中込駅から初谷バス停(内山線)、下仁田駅から三ツ瀬バス停(市野萱線)とそれぞれ荒船山にある程度近づけるところまでバスが出ていて、それらに乗ることでなんもないただの道を歩く時間を省くことができる。ただし前者は時刻表に問題があって、初谷->中込駅の最終バスの発車時刻は7:35である。しかも平日しか運行していない。休日はそもそもバスに乗れないし、平日は荒船山まで行けてもその日に山から帰ってくることができない。アカン。(内山線時刻表のリンク

というわけで下仁田から三ツ瀬までバスで行き、三ツ瀬から荒船山の登山口まで歩いて行くというのが公共交通機関を使用した場合の最も現実的なアクセスの方法となる(ついでに市野萱線のリンク

記録

三ツ瀬〜相沢登山口

前日谷川岳に登ったあと高崎のホテルに一泊していた。ここからまずは上信線の下仁田駅まで行く。

上信線に乗るってことは...またあの子に会えるんですねぇ!!!富岡しるくちゃん!!!!!!!!

鉄道娘の中でもトップレベルにかわいいと思う。まず「しるく」って名前がかわいいですよね。絹糸みたいに髪がさらさらして、そんでもって性格とか動きとか色々ふわふわしてそう。全体的に目立たない色合いのお召し物やアイテム、黒髪の長髪を黒白のリボンで結ってあるのが風情があって和の雰囲気があるのが非常に好み。着物を着てもらって日本庭園をバックに写真を撮りたい。まだまだちんちくりんな女の子って感じで、ダルマを両手でちょこんと乗っけてて、幼さあるのに駅長コスで大人びてるっていうね...非常に好きです。ってあーーー!!!!なんかのキャラに似てると思ったらちょっと雛鶴あいちゃんっぽいのか!!!...なるほど。まぁしるくちゃんもしるくちゃんでかわいいですけどもね。もうね、高崎駅から上信線に乗るたびにこの子が笑顔でお出迎えしてくれるの本当に最高だと思う。これからもよろしくお願いします。

はい。で上信線に揺られて下仁田駅に到着。

下仁田駅からはしもにたバス...バスっていうか乗合タクシーなんだけども、これに乗って三ツ瀬まで行く。なんとこの乗合タクシーはどこで降りても一律200円!安い!帰りも利用しますし、これはめっちゃありがたいね。

三ツ瀬から荒船山の相沢登山口までは45分ほど一般道を歩く。荒船山の案内図が見えたらそのすぐ横から登山道が始まる。

沢登山口〜中ノ宮

第一印象、蜘蛛の巣パラダイス🕷相沢登山口に到るまでの道の脇にもクソでかい蜘蛛の巣が大量にあって嫌な予感はしていたが、案の定であった。ちょうどいい長さの木の枝をぶんぶん振り回し、これで進行方向にある蜘蛛の巣を絡め取りながら進んだ。

登山道はゆるい傾斜で土の道が続き、ペースを乱される要素が少なく結構歩きやすかった。でも景色が代わり映えしなさすぎて正直飽きる。

意図的かどうかは知らないけど道中いくつかある標識のほとんどが無残にぶっ壊されていた。不思議だね。

中ノ宮のちょっと前あたりからは道迷いしないように注意が必要だと感じた。岩や木の枝が散らばってて、これらで人が通った形跡が隠されていて道を見失いやすい。目印のテープは結構巻いてあるので、逐一登山地図とテープを確認しながら進むようにしましょう。

中ノ宮はデカイ岩と祠があるところ。なんかこの意味あるのかよくわからない枝で岩を支えている光景...瑞牆山で見たような気が...。

あと中ノ宮の位置はYAMAPの地図とは結構違っていた。実際はYAMAPのポイントよりもう少し登ったところにあった。

中ノ宮〜山頂

中ノ宮からも土の道が続くが、途中から赤城山地蔵岳の山頂近くの岩ゴロゴロゾーンみたいになって、さらにその先は階段を登ることになる。この階段、いくつか木の板になってるんだけど、ちょっと湿ってて苔むしてるせいで滑りやすいんだよ。登りはいいんだけど下るときは勢い余ってスリップしないように気をつけよう。マジで気をつけよう。

階段を登り切ったあとは草っ原を抜けると艫岩と荒船山の山頂までの分岐が現れる。艫岩はめっちゃ見晴らしが良い崖で、荒船山で一番のお楽しみポイント。ここは後にとっておくことにして、先に地味な山頂を目指す。

概要のとこにも書いたけど荒船山は山体が船みたいになっていて、ちょうどこの辺りは船の甲板に位置している。そんなわけでほとんどアップダウンがない平坦な道が続くんですよ。お散歩コースかっていうくらい平坦な道。

ただし山頂に至る少し前から急登が始まる。ゆーて15分ほどで登れるものなので大したことはないが。

山頂は地味の一言。木に囲まれていて眺望ゼロ。

山頂〜艫岩

今まで来た道を戻り、さっきの分岐のところまで行く。

分岐から3分くらい歩けばすぐ艫岩。ヤマノスによればここは高さ200メートルくらいの断崖絶壁で、落ちたらまぁ死ぬんだけども、見晴らしは素晴らしく浅間山赤城山が見えた。

あとここはクレヨンしんちゃんの作者である臼井儀人が亡くなった場所でもある。崖下を覗き込んで写真を撮っていたら足を滑らせて落ちてしまったらしい...。

艫岩〜荒船の湯

荒船山を満喫したのでさっさと下山して麓の温泉に浸かりに行く。下山道は今まで登って来た道をそのまま下って行くだけ。

で、さっき気をつけようって言ってた階段なんだが、ここで思いっきりスリップしてすっ転んだ。尻餅ついた程度で大したことはなかったが、手すりに捕まって慎重に行くべきだったと思う。てかここの木の板、もうちょっと摩擦があるようにしてくださいお願いします。

木の段差ゾーンを抜けると段差が少なく緩やかな道であったため小走りで駆け下りていきやすかったが、調子こいていると絶対道迷いするだろうだなと感じた。登ってるときは気づかなかったが黄色いテープで立ち入り禁止となっているところもあった。これテープ貼ってなかったら登山道と勘違いして進んじゃいそうだしヤバヤバだねぇ。

沢登山口まで来たらまた一般道を歩いていく。夏っぽい里山(一応もう秋なんだけどね)の景色をぼーっと眺めながら歩いていくと荒船の湯が見えてくる。

荒船の湯は家族づれとか老夫婦などで賑わっていた。露天風呂やサウナなんかもあったりして充実した温泉施設であった。

帰りは荒船の湯バス停から下仁田駅までしもにたバスに乗っていく。これで今回の山行は終了。