サーフブンガク鎌倉アニメ

趣味のこと書きます。ヤマノススメで登られた⛰の全制覇を目指したり、🏍で旅したり、🏕したり、アニメの感想書いたり

2023年アニメ10選

未来ちゃんこころちゃん「花子様すごーい!」
さきち「テテテテ....ちょっと!なんの話してるか気になるんだけど!」
未来ちゃん「花子様今期アニメ5本もリアタイしてるんだってー!私ねむくなっちゃうから無理だよー」
花子様「 いや、櫻子に無理やり見せられてるだけだし...。夜はちゃんと寝たほうがいいし」
こころちゃん「今期アニメ全然見てないんですけど...。今期アニメ全然見てないんですけど...」
未来ちゃん「えっ、何そのフレーズ...」
さきち「...み、みさきは10本見てるんだけど!しかも全然眠くないんだけど!!!」
未来ちゃん「えー本当ー?」
花子様「みさきちすごいし!昨日のジョジョ見た?メビウスの輪っていうの作ってC-MOONの能力に対抗したのカッコよかったし!」
さきち「わ...わかる!名場面だったんだけど!リアタイしてないとかありえないんだけど!!!」

〜その夜〜

さきち「こら!何時までテレビ見てるの!もう寝なさい!」
さきち「絶対10本見.....................zzZ」






大室家のアニメ超楽しみなんだけど!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

はい。ということで以下2023アニメ10選です。

ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン

去年10選には入れなかったのだが、2023冬アニメってことで10選入れました...。

5部までは原作の漫画も読んでいたのだけど、6部はそうじゃなかったから毎週マジで続きを楽しみにして見れたわね!!!!

一部から続いて来た世界の最後の戦いっていうので本当に面白かった!!!!!最後のプッチとの戦いがさぁ...最高に熱くて、切なくて、でも希望もあってっていう、最高の締め方だったと思うよ...。

個人的に6部で好きなキャラはF・F。最初は徐倫とは敵同士だったけど、途中で仲間同士になって刑務所の中でユニークなところを見せつつ徐倫と共に生活したり戦ったりする、めっちゃ楽しいし頼りになるキャラだった。けど、途中で最期を迎えるシーンがあって、徐倫との友情を守りながら消滅していくところを見た時は喪失感が半端なかったわね...(´;ω;`)

プッチ神父に頭プッチーン( *`ω´) しそうになったわ......... え?

あと個人的に岸田教団&THE明星ロケッツは毎回ライブに行くくらいに好きなので、そのボーカルのichigoさんが主題歌を担当しててめっちゃ嬉しかった!

【推しの子】

有馬かなが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!萌えの子すぎんだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

有馬かな、余裕で2023アニメヒロイントップ3入るレベルで萌えでした。わっかりやすいツンデレキャラでちょっと優しくされるとコロっと恋愛対象変えようとするところとか、忘れられた天才子役ってことを人が見てないところでは意識しててつらみ背負ってるとことか、全部最高でしょ。や、あたしだけが有馬かなのファンであり続けたいんだわ...。

有馬かな以外のところでいうと、やっぱり1話が一本の映画を見た気分にさせられるくらい面白かったって感じたわね。幸せから絶望に変わっていく過程を見せる構成・演出が凄まじくて、こっちまで汗とか涙とか色んな液体が出て来ちゃいそうな、そんな導入としてのインパクトが凄まじすぎた。もちろん1話以降も面白かったわよ。

斜に構えて推しの子を避けてる人も、一回我慢して1話だけでも見た方がいいと思うよ

転生王女と天才令嬢の魔法革命

金髪美少女が好きな萌え豚さん(あたし)と、銀髪美少女が好きな萌え豚さんに最高のブヒを提供してくれた最高の百合アニメーション...!!!ポケットモンスター金・銀...!!!!!(?)

王女様同士のイチャイチャ、いいよね...。百合はやっぱり気品があって清潔感がないといけないのです。これはもう芸術だよ芸術(これ去年の某百合アニメでも言ってた気がする)

”一転攻勢”の流れもマーーーーーーーーージですき!!!!

Dr.STONE NEW WORLD

ジャンプのアニメで一番面白くないか...?って思ってしまうレベルに今年段違いで面白かったわね...!

この漫画書いてる作者絶対IQ99999999999くらいあるでしょ...ってくらい話の持って行き方とかキャラクターの使い方がうますぎた。

千空の科学の知識はすごいのは間違いないんだけど、それを実現するのに仲間や父親の協力とか積み重ねていったものが欠かせないっていうのが熱いんですわよね。Dr.STONEめっちゃ登場キャラクター多くってしかもどんどん増えていくんだけど、まるっと活用して無駄なメンバーがいないのもすごいんだよな...!

特にこれはジャンプアニメらしい部分だけど、今まで敵だったアイツを呼び起こして強敵と戦う展開はびっくりしすぎてテレビの前でうおぉぉぉおおおおお!!!!!って叫んじゃったよ!!!!

これ実質、貞子vs伽椰子じゃんて!!!!(???????)

続編ではついに石化の元凶に会いにいくみたいね...マ〜〜〜〜ジで楽しみ!!!絶対見るわよ!!! 

呪術廻戦 懐玉・玉折/渋谷事変

呪術廻戦は原作を読んでて展開は全部知ってたけど、それでもかなり楽しめたねぃ〜。

が〜〜〜〜〜〜〜〜〜ちで記憶抹消してからもう一回見たいわね!!!!!!!!展開分かってるから驚きが足りねぇんだわ!!!!!!!!!!!!!

色んなシーンにこだわりが現れててMAPPAさんはすごすぎるわよ...。特に懐玉・玉折編は各キャラの心情とか空気感が伝わってくる描写がうまかったと思うわね。ネタにされてる感じするけど、夏油のシャワーのシーン好きよ

あと個人的に真人役の島﨑信長さんの演技がうますぎて、漫画読んでた時に自分の脳内で再生されてた狂った感じの声とイメージ合ってて大好き。真人役はこの人しかおらんと思う

神無き世界のカミサマ活動

(コンバインのキャプ貼ると思った?)(このキャプ、ほん怖の「顔の道」思い出してトラウマなんだよな...)

面白いアニメの概念をぶっ潰してくれた革命的な作品って思っちょる

同じシーンを使い回したり、いつの時代のCGだよ...っていう明らかに作画に予算を使ってないのがわかるのだが、それを逆手に取ってめちゃくちゃやってたのが逆におもろかったわね!!! なんか上に書いた呪術廻戦と対をなす存在って感じするわ...

ミタマちゃんとかアータルちゃんの萌えを感じられるシーンでは、ちゃんと視聴者が萌えられるように作画に気合い入ってたし、ストーリー自体も闇がある世界観とか信仰パワーでぶっ飛んだ解決していくとことか見てて楽しかったわね〜!

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件

おい萌えすぎだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

お恥ずかしながらこのアニメ見たのは12月の後半で、3クール遅れくらいで見ました...。

タイムラインに流れてくるキャプとか、MHR47とかで気になってはいたんで「まぁ年明ける前に1話くらいは見ておくか...ヨッコイショ」て感じであんまり期待しないで見始めた。

...いやぁ椎名真昼たむはたぶん20世紀のトップ10入るくらいの最強のヒロインでしたよ...。先にあたしが今一番好きなあのキャラと出会ってなかったら、たぶんガチ恋してたわ...。

そういえば2期もやるみたいね〜......あれ???

成就した恋ほど語るに値しないものはないのでは...?

BanG Dream! It's MyGO!!!!!

お恥ずかしながらこのアニメも年末に完走させていただきました...。

バンドリのアニメは、初代のいい意味でちょっと狂ってる()感じが好きだったんだが、フルCGのアニメになってからその要素が減った気がしててあんまり見てなかったんよね...

MyGOに関してはバンドリのキャラはモブで出てくるものの、メインキャラの子たちのドロっとした関係性が他のグループとは違ってて全然別作品って感じがしたわね。

仲違いした時のLINEあるあるのシーンを見せて、視聴者に共感させちゃうのもいいねぃ...

あっ!オタクさんはそもそもLINEの友達いねぇからわからんか!笑 ガハハ!笑

Twitterでも言ってたけど、あたしはやっぱりそよりんと愛音ちゃんの関係性がですね〜1番好き!本心剥き出しで殴り合った中(実際殴り合ってはいないが)で、お互いに猫被らないで接してるのが本当の友達って感じ、、、しない?

あとバンドリの類として、純粋に曲もめっちゃ良いのよね。最近は新曲出てもロゼリアくらいしか聞かなくなっちゃってたけど、MyGOに関しても追っていきたくなったわね!!!!!!

10話の詩超絆のライブシーンは今年の見たアニメの全シーンで一番好きかもしれない...ここまでの過程があってこの再スタート、鳥肌ずっとたってた。

↓の動画リアルに100回くらい再生してます(まだMyGOのアニメ見てへんやつは再生すんなよ!!!)

www.youtube.com

私の百合はお仕事です!

陽芽ちゃんの写真まみれのカメラロール、わかるなぁ〜!あたしも好きなアニメキャラのキャプばっか集めちゃうもん!!!!わたゆりのフォルダこれと同じ状況になってんわよ!!!!

今年10選に何本か女の子同士がイチャイチャするアニメを選んでたけど、その中でも一番黒いのはこれだと思う。

陽芽ちゃんと美月ちゃんのすれ違いはまだかわいいもんだったけど、その後の果乃子ちゃんの闇が...。

果乃子ちゃんいいよね、、陽芽ちゃんの髪の匂いをこっそり嗅いだり、盗撮したり、他の女から遠ざけようとしたり、、、こういう女の子が1人いるだけで見応え増すんわよ!!!!

噂によると原作ではアニメでやった話以降もっとドロっとしてるらしく、2期やんないかな〜ってちょっと期待してるわね...

江戸前エルフ

一言で言うと、一生見ていたいアニメ

女の子たちは丁寧にかわいく描かれてて、真面目な小糸ちゃんと引きこもりエルフなエルダちゃんの掛け合いがクスっとさせてくれる、ほのぼのしたアニメーションでした。おこたに入って 🍊 食べながら見たいんですわっ!(今年もおこた買わなかったけど!)

やっぱ東京の下町っていいよね。こち亀とかも子供の頃見てた時はただのギャグアニメとしか思ってなかったけど、今はノスタルジックな気持ちになってしまう。ああ自分もこの町の一員になって、小糸ちゃんたちを見守るおばちゃんになりてぇ〜という気分になった。

あと江戸前エルフのちょっと複雑な感情にさせてくる部分も好きなのよね。

エルダちゃんはエルフで不老不死だから、自分は変わらないけど周りは変わっていってしまう時の流れをずっと見て来てる。だから、自分が愛してた場所や人が消えていったりする経験をしてて、それをちょっと恐いと思ってるんよね。

小糸ちゃんがエルだちゃんを神社の外に連れ出そうとしたり色んな人と関わらせようとして、それをエルダちゃんが嫌がってるシーンは、”引きこもりのエルフ”っていうだけのことを考えると笑えるのだが、前述のことを考えると”寂しさ”も感じてしまうのよね。

そんで2023最高のED曲「おどる ひかり」

www.youtube.com

君は最後に笑って手を握ってくれた

荒れた手に気づいた なのにもう君に会えない

エルダのことを考えるとサビのこのフレーズ聞くたびに泣けて来ちゃうんだよ...。実写を交えて、現実に、そこにエルダたちがいるって思わせてくれるようなアニメーションもいいよね...

特に江戸前エルフの最終回に近づくたびに、ああもうエルダたちに会えなくなるんだなって言う視聴者サイドの気持ちもあって、涙腺崩壊しちゃった... (´;ω;`)

ほんまサザエさんみたいにずっとやってほしい作品なんだわ!!!!!!!!!


というわけで以上10選でした!

ヤマノススメ登山記録42 - しんどい...面白くない... 奥武蔵最強ルート(天覧山〜武甲山)

やまのいんふぉめーしょん

概要

数年前にヤマノススメのアニメ3期3話を真似て、8時間半くらいかけて飯能アルプス(子ノ権現〜天覧山まで)を縦走をしたことがある。また、秩父市にある武甲山にも登ったことはある。

futaristyle.hatenablog.com

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特に飯能アルプスはこれを踏破するだけでも、当時はかなりつらかった覚えがあるのだが、今回はそれをさらに延長させ武甲山まで歩くというルートに挑戦してみた。巷では奥武蔵最強ルートと呼ばれている。

このルート上にはヤマノススメの聖地になった山々がいくつかあるのだが、変わり映えのしない低山をずっと練り歩くことになり、ヤマノススメの聖地になったような特徴的なスポット以外は......ちょっと虚無。

しんどい...つらい...面白くない...もう帰ろうかな...

って気持ちにもなりがち...

そんな奥武蔵最強ルートを13時間くらいかけて歩いて来たよ〜!!!!体力というかほぼメンタルとの戦いだったわね...。

注意

2023/11/11時点では、天覧山への夜間(日の入りから日の出まで)の入山は禁止されているので、このルートに天覧山の方面から挑戦するのは必然的に夜明け後になる。

また、武甲山まで歩いた後どこの方面に下るかによるが、終電の時間は事前に確認しておいて、山行中自分のペース的にそれに間に合うかはちょくちょくチェックしておいた方がいいわよ。

記録

06:11 飯能駅〜子ノ権現

飯能駅の駐輪場に🏍を停めて、そこからスタート。お久しぶりね飯能駅!!!!

そこから飯能銀座を通ってまずは天覧山へ。ここから長い戦いになるわよ...。

天覧山を越えたら多峯主山方面へ。

今回の山行では走りはしないけど、いつもよりはペースを早めて歩いていった。下り坂でも基本的には重力を使って、無駄にブレーキかけて足に負担を掛けないように速く下っていくのを続けた。

道中「奥武蔵ロングトレイル」という標識をちらほら見かけた。今回歩いている奥武蔵最強ルートとは別なんだけど、2023年6月頃に公式でロングトレイルの大会があって、そのコース上にこれがあるっぽい...。100km超えはすごいわね...。

多峯主山を過ぎて天覚山の登山道に入ったあたり、この飯能の住宅地を間近で見下ろせる景色は結構好きかもしれない。

天覚山到着、お嬢がぶっ倒れていたところね。ここで軽くおにぎり食べた。

この辺りの道は道迷い多発地帯で、あたしも以前登った時はやらかした。でも明らかに道迷いして入り込んじゃうような所にロープが張られるようになってた...ありがたいわね🙏

11:16 子ノ権現〜武川岳

飯能駅から5時間くらいで着いた。以前登った時に比べると3時間半以上早いわね...うふふ!ここで軽くお昼休憩した。

しかし、ここまでで距離的には全行程の半分行かないくらいで、更にこの先はアップダウンが激しい道が続くのだ...

あと子ノ権現から小持山までは登ったことない未知の領域だったので少々不安だったね。

何はともあれ、体力的には全然余裕だったので先へ進むことに。

たまに少しひらけた場所もあったが、景色はほとんど変わらない。アニソン聞きながら無心でひたすら歩いていた...。

ただまぁ、予定していたよりも速いペースで歩けていたのが個人的に良いモチベーションになってたかな。

伊豆ヶ岳到着。

ここがある意味最後のエスケープ地点で、近くに正丸駅があるので歩いて降りていける。逆にこの先まで行ってしまうと、武甲山までいかないと鉄道駅は近くない。

「行ける行ける...!行ける...?」

とちょっと葛藤はしたけども、諦めずに武甲山まで登ることを決めた。

個人的に武川岳までの道が一番きつかったかな...。

ほんとに変わり映えしない道と、単調な上り坂で、何やってんだろうあたし...って気持ちにさせられた。

14:54 武川岳〜武甲山

なんとか武川岳に到着。もう夕方だね...。

この先、残すところは大持山、子持山武甲山の3つのピーク。ほぼ勝利が確定した!!!!

ただ、特に大持山〜小持山の登山道は以前歩いたことがあるのだが、少々足場が悪い稜線上を歩くことは知ってたので、できれば日没までにそこを制覇したかった。

大持山まで辿り着いた...。

小持山までの道は案の定、夜に歩いたらワンチャン滑落もあるだろうなって感じの道であった。特に落ち葉で道の状況が分かりにくなってるのがおっかないね。

雨乞岩のあるところの見晴らし台。ここからの景色は結構好き...。

そして子持山到着。

あとは下って最後の武甲山までの急登を登るだけだ...。

そして日没。お化けよりも、最近よくクマさんが出るニュースは聞いてたので、ある日森の中でクマさんに出会っちゃうやつにならないかが心配だったね...

でも無事に山頂の神社まで来れて安心したね

17:29 武甲山浦山口駅

そして...武甲山登頂〜〜〜!!!!!!!!!!!!やったぜ!!!!!!

ここまで頑張って来て、最後の最後で秩父の街の夜景を見れたのは最高すぎたね...!

美しすぎる...忘れられん景色になったよ...✨✨✨

ただ、まだ終わりじゃないんよ。ここから浦山口駅まで下っていかないといけない。

前武甲山に登った時、下山では石灰工場のある横瀬駅方面へ行ったんだけど、そっちは比較的駆け降りて行きやすいような緩やかな道が続いてくれていた覚えがあった。

でも浦山口の方面の道がどうなってるかはあんま知らなかった。

横瀬駅の方面と比較すると、こっちは道幅が狭く、段差が多い印象であった。最後に足に負担かけてくるのやめてくれ〜って感じ

ちょっと困ったところもあった。正規の登山道が一部崩落してるらしく、立ち入り禁止の柵が設置してあったね。

ネットで調べた感じは近くにある川の方へ下りて回り道せよとのことだったが、暗闇でルートがわからず逆に道迷いしそうな危険があったため、柵を越えてそのまま歩かせていただいた。許して(ほぼ整備が終わっていたのか、あんまり崩落してる感じはしなかったが....)

そこより先は微妙に舗装された道をただひたすらに歩いていった。写真撮ってないけど、ガードレールにスプレーで 👁 の落書きとかあって、不気味だったね。

そして無事浦山口駅到着!!!!!!!

奥武蔵最強ルート制覇、やったわね!!!!!!

正直もう一生やりたくねぇ〜って気持ちだが、ちょっと山登ってる人は人生で一回くらい経験しておくといいんじゃない?って思うよ〜。是非挑戦してみてね!

ヤマノススメ登山記録41 - 茶臼岳、朝日山(那須連山)🍆

やまのいんふぉめーしょん

概要

栃木県でも超有名な観光地である那須の町。そこに連なっている山々が那須連山(那須岳

茶臼岳那須連山の中でも特にロープウェイを使って登れるようになってて、登山初心者の人でも気軽に登れるようになっている標高1915mの山。そして茶臼岳の隣には朝日山という標高1896mのピークもある。

ヤマノススメ本編では貴重な倉上一家の登山回で登場。茶臼岳までは初心者向けということで家族皆で登っていたが、朝日山までは風が強くハードだったのもあり、ひなたちゃん一人で登ってたわね...。

今回はヤマノススメと同じように茶臼岳、朝日山の二つのピークを制覇してきたわよ〜!

季節的に🍁と⛄️が合わさるようなすげぇ景色も見れたしめっちゃよかったわね〜!!!!

記録

08:49 那須ロープウェイ山頂駅〜茶臼岳

山麓駅に🏍を停めて、ロープウェイで山頂駅まで登ってスタート!

ロープウェイの駅舎を出ると結構整備された道が続いていて、明らかに山登る格好じゃないでしょ!って人々としばらく一緒に茶臼岳の山頂を目指して登っていくよ〜!

見りゃわかるけど山頂の方はもう霜が張っていて、普段着で行くのは明らかにヤバい。

けど山頂まで行かなくてももうすごいいい景色が眼下に広がっていたねぇ...。🍆、最高すぎるでしょ!!!!!

09:17 茶臼岳〜朝日山

山行を初めて30mくらいで茶臼岳の山頂に到着、、、あっという間すぎるでしょ!!!!!

ご利益ありそうな祠があったりしたよ。周囲はガスちゃってて眺望ゼロ、噴煙がもくもく出てるところとか見たかったけど、少し残念ね〜。

次は朝日山へ向けて歩いていくわよ!

朝日山までの稜線上の道は話に聞いていたように確かに強風が凄かった!でも立って歩いていけるくらいだったから、この日は風速15mいくかいかないかくらいかな〜という感じだった。以前富士山登った時の方が立てないレベルだったしヤバかったわね。

少しガスもマシになってきて、那須の山々の様子が見えて来た...!

茶臼岳の付近は岩がゴロゴロした様相だったね。特にドウシテコウナッタって思っちゃう、岩と岩の間に挟まった謎の巨石もあって面白かった(地図見たけど特に名称はないっぽい?)

もうちょい晴れてくれ〜頼む頼む!!!!!って念じながら朝日山山頂へ...

10:44 朝日山〜隠居倉

ということで到着。強風で危ないって話は聞いてたけど、特に危ない部分もなく余裕で登ってこれたわね。

そして...山頂でしばし待機してたら空が晴れてきた!!!!!!!

ふおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!これだよこれ!!!!!!!!!

那須連山の山々が連なってて、紅葉と霜のコラボした風景がず〜っと続いていて壮観だった。。。こんな景色みたことないわ!!!!!!

そんでしばし夢中になって写真パシャパシャしたわよ〜!最高すぎるでしょっ!!

茶臼岳の方面もさっきまではガスってたけど晴れて来た...!全然山体が見えてなかったんだけど、やっぱおもろい形してるね!!

パシャって満足して、次は隠居倉までいくことにした。本当はさらにその先にある三斗小屋温泉というところまで行って♨️しようかと思っていたが、もうここまで最高の景色を見れて満足しちゃったのもあり、あとは軽く登る感じで終わるかとなった。

隠居倉までの稜線からは、朝日山のさらに北に伸びていく山々がよく見えた。今回はスルーしてしまったのだけど、那須連山の最高峰である三本槍岳にもいつか登ってみたいね。

12:06 隠居倉〜那須ロープウェイ山麓

隠居倉到着。特に何も変哲もないピークだったわね。

今回の山行と全然関係話だけど、この前日にぐんま山フェスタというイベントに参加してて、そこで限定のヤマノススメの手拭いとかアクスタをゲットしたのよ!その手ぬぐいを追加つつパシャった。

以上、満足した!!!!帰る!!!!!!!

途中軽く休憩しつつ、のんびり今まで来た道を戻り、茶臼岳の手前にある峰の茶屋あたりまで行く。

そこから道が分岐してて、ロープウェイの麓の駅まで歩いていけるようになってるので、ここを下っていくよ

という感じでパパッと那須ロープウェイ山麓駅まで下りて来た!!!!お疲れ山!!!!

最近ハード目の山登りが多かったので、久しぶりにのんびりした山登りもできて、こういうのもいいな〜となったわね!

ありがとう🍆、また来るわよ〜 ( ; _ ; )/~~~

ヤマノススメ登山記録40 - 日本最難関のヤマノススメの聖地 ジャンダルム

やまのいんふぉめーしょん

概要

ジャンダルム北アルプス奥穂高岳西穂高岳の間にあるディメトロドンの背びれみたいな形をした標高3163m岩山。

ジャンダルムって声に出したくなるちょーかっこいい名前だけど、フランス語で憲兵の意味で、山岳用語的には尾根の間に立ち塞がる岩峰をいうらしい。

この奥穂高岳西穂高岳の縦走路は日本の一般的な登山道の中でも最難関とされている。

なんでそう言われているかいうと、足を踏み外したら間違いなく落ちて死ぬような道幅の狭い尾根を歩いたり、傾斜が急な岩壁をよじ登ったり下りたりする道が4〜5時間くらい続くから。

あと途中で帰りたくなってもエスケープできないのよ...。生半可な気持ちで来てしまうと生きて帰れないってワケ。

ヤマノススメみたいなゆるい登山アニメにそんな危ねぇところ登場してないだろうが!」

って思ったオタク、おめぇ〜ヤマノススメNext Summitをもっかい最終話までちゃんと見んかい!!!!!!!!

EDでジャンダルムの山頂に立ってる雪村あおい嬢が映ってるんだよな〜!!!!!...まぁ結局それはお嬢の夢だっていうオチだったんですけども〜〜!!!

夢の中で登場...え?それは聖地なん...?


...というわけで今回は新穂高温泉の方から1泊2日でジャンダルムを制覇してきたよ〜!

間違いなく今までの山行で一番恐かったね。マジで死ぬかと思ったわ。この前剱岳の別山尾根ルートも登ってきたけど、個人的にあれの倍は恐いと思った。

記録: 1日目

07:54 新穂高温泉〜白出沢登山口

スタートは新穂高温泉の駐車場から。車を停めた所は駐車場のマップでいうP3で、料金1000円かかるのと、次の日の16:00までに戻ってこないと車を出庫できないとのことだった。なんか知らんが制限時間かけられちゃった...楽しくなって来たぜ....(?)

あとジャンダルムというか、奥穂・西穂へは長野県側の上高地からも登って行けるんだけど、上高地はマイカー規制されてて行き帰りにバスを使わないといけないのが非常に億劫で、岐阜県側の新穂高温泉から登っていくことにしたってわけ。

新穂高温泉からはしばし舗装された道を登って白出沢の登山口まで歩く。この辺は特に語ることはないかな...。

あっという間に白出沢口に到着。

09:14 白出沢登山口〜穂高岳山荘

白出沢口から登山らしい道になっていくわよ。最初は樹林帯をひたすら歩ってく。

樹林帯を抜けると岩がごろごろ散りばめられた沢が見えてきた。

このルートは樹林帯を抜けるとV字型の渓谷をずっと登っていく感じになる。YAMAPでは点線で示されるルートになっていて、特に上に登っていくにつれて道が不明瞭かつ浮石まみれになり、ヘルメットが推奨されるちょい危険なルートにはなってる...!

ちなみに2020年4月からの群発地震や7月の豪雨により崩落し、その頃は通行できないくらいひどい状態になっていたらしい。それを北アの登山道を整備する団体による修復によって、ちゃんと歩けるようにしていただけただけたのよ....有難いわね...🙏

これもその修復の際に作られたのかな?重太郎橋という簡易的な橋を渡るとこがあった。

この橋を渡った先から結構本気出してきたイメージ。崖沿いの狭い道を歩いたり、梯子やガレ場は当たり前のように出てくる。楽しいねぃ!✨

途中からガスってきて道がマジでわかんなくなっちゃった。あと雨も降ってきちゃったよ...ガハハ! やっべー!!! 

一応岩に黄色で印がつけてあったりするんだけど、明らかに見えないだろって位置にあるやつがあったりして、たぶん正規のルートは外れまくったわね...。これたぶん元々は見える位置にちゃんとあったんだけど、地震とか落石で隠れちゃったんだろうなという...。

なんもわかんないけど、なんとなくで上の方へと登っていったら、この日のゴールの穂高岳山荘が見えてきた。にしてもここ登りはいいけど下りは絶対めちゃくちゃ恐いだろうなぁ...(下りてくるおっちゃんそこそこいたけど)

13:22 穂高岳山荘

穂高岳山荘に到着〜!超ガスってんですけど!!!!

ここメジャーな山の小屋なだけあって超立派で、たくさんの寝室やトイレ、乾燥室、談話室的な所もあった。また、2023年に100周年を迎えたとのことで、ピンバッジをもらったりもした。

晩御飯も美味しゅうございました🙏

日没までまだまだ時間はあったので、 ちょっと小屋の外に出てぶらぶらしてた。ガスがだんだん晴れてきていたね〜。

翌日はいよいよジャンダルムに行くので、ちょっとこのまま天気悪いのが続いて岩肌が濡れてると踏破は厳しいなと不安になってたので、うおおおおおおおお晴れてくれ頼む頼む!!!!!!というお気持ちだった

晴れ間が覗いてることを期待して、近くにある涸沢岳にも登ってみた。まぁこっちは満遍なくガスってたんで、山頂からはなーんも見えず残念。

という感じで1日目のは終わり!!!!

記録: 2日目

05:04 穂高岳山荘〜奥穂高岳

朝ごはんに穂高岳山荘でもらったお弁当(ちらし寿司)を食べて出発。まずは奥穂高岳の山頂を目指して登っていく。

二日目は快晴かつそんなに風も強くなく、そこらにある岩も濡れてなかったし、ジャンダルムへ挑戦するには絶好のコンディションであった!

日の出もめちゃくちゃ綺麗だったねぇ...🌄 やっぱり北アいいよね...雄大すぎて別世界だよ本当に...( ;∀;)

そして割とすぐに奥穂高岳の山頂に到着。小屋からはあっという間だったわね。

06:01 奥穂高岳〜ジャンダルム

そしていよいよここからが西穂高岳までの縦走路、ジャンダルムがそびえ立つ激ヤバゾーンなのよ!!!ジャンダルムはここからでも見える。形が特徴的すぎてなんか笑っちゃうわね

警告版もあった。無事生還できることを祈って、いざ...参るわよ!!!!

初っ端からすっげぇ痩せた尾根を歩っていかないといけなくて、すでにビビり散らかしてたわね...。足場が崩れたりしたら絶対生きて帰れない...高度感やばすぎる...。 雪村あおい嬢が歩いたら卒倒するレベルよ。

そして個人的にこの縦走路の中で一番やっべーポイントが早々に登場した。

馬の背と呼ばれるところで、ここは特に切り立ったナイフリッジになっており足を置く場所が難しい。先に進んでいった人たちがどう歩いていたかを覚え、それを真似して攻略していった。

特にこのポイントの最後の方はつるっとした大きい岩壁を下りなくちゃいけなくて、少しだけある穴につま先をねじ込んで、それが外れないようにお祈りながら下りてったね。剱岳カニの横ばいでも似たような恐さを味わったけど、こっちは鎖もないから安心感が全然なくて、アレの倍は恐かったよ。。。🦀🦀

馬の背を攻略したら次はロバの耳と呼ばれるポイントを越えていく。ここはあんまり印象に残ってないわね...馬の背が恐すぎて、感覚が麻痺してきた。

でも浮石がちらほらあって、落ちたら死ぬっていうような道はずっと続いていくので、緊張はしっぱなしであった。

そしてジャンダルム目前まできたわよ!!!

.....奥穂から見た時は\ジャンダルム感!/が強かったけど、近くで見たり別の方向から見るとなんか\ジャンダルム感!/が薄れるんだよなぁ...

ここは登り方が2種類あって、奥穂側の岩壁を直接登っていく直登ルートと、西穂側にぐる〜っと回り込んで登っていく正規ルート(?)がある。とにかく生還を優先したかったので後者でいくことにした...。

06:44 ジャンダルム〜西穂高岳

そしてついにきたわよ!!!!!!!ジャンダルム!!!!!!!✨👼⛰

ふおおおおおおおおマジで来れるとは思ってなかったわねぇ...!!山頂には天使のシルエットをしたお洒落な標識が!!!これこれこれを見たかったのよ!!!!!

あと他の登山客から聞いたけどなんでもこれはニ代目のエンジェルらしい。一代目は錆びてしまったんだけど、これはステンレスなんだってね

ジャンダルムから穂高岳の方を見ると槍ヶ岳裏銀座の山々が続いてる景色が見えた...!近いうちにあの辺りも歩いてみたいわね!

ヤマノススメ聖地巡礼も無事完了したので、あとは西穂まで歩っていくだけ...

でもこの縦走路はこっからが長いのよ...。西穂までは数時間かけてこの岩々した道を歩いて行かないといけない...。こんなとこで足を捻ったりしたら100%救助要請しないといけなくなっちゃうし、怪我だけには本当に気をつけて歩いて行った。 

この辺を歩いている時、山岳救助のヘリコプターがあたしのすっごい近くを旋回して飛んでいたね。どうやらこの日の2日前に奥穂に出かけたものの行方不明になった登山客がいたので、その捜索にあたっていたヘリっぽい。人死んでるんだよなぁあたしの近くで...。

西穂までは間ノ岳や赤岩岳といったピークを超える。どれも岩壁をよじ登って、下りてを繰り返すような道で結構体力は持ってかれた....!

もう十分だからはよ西穂着いてくれ〜〜〜!!!!!ってお気持ちが爆発してたわね

11:06 西穂高岳〜西穂高口駅

ようやく到着!!!!なんだかんだ奥穂高岳から5時間くらいかかっててなかなかにハードだったわ...

でもここまで来ちゃえばもうほぼ勝確!チャンピオンピークやピラミッドピークといったところを越え、西穂独標まで来ればあとは超一般登山客向けのゆったりした道が続くのよ〜!!!!

そうそう、西穂独標まで登っていく道はヤマノオススメの目次ページの写真だったわね...!見つけた時感動したよ!!!

西保独標から先はさっきまでの地獄みたいな道とのギャップが凄すぎたわね。緊張から解放された嬉しさで、ちょっぴり小走りしていった。

そんでロープウェイの駅まで到着!麓の駐車場が閉鎖される時間までになんとか生きて帰ってくることができたわよ...!!

そんな感じで今回の山行は終わり!!!!!!!!!!!

最近こういうとこを歩くためのアルパインな靴も買ってしまったので、今度は大キレットとか不帰ノ嶮も歩いてみたいわねぇ〜✨✨

ヤマノススメ登山記録39 - 3泊4日人権まみれの八ヶ岳主脈縦走(後編)

やまのいんふぉめーしょん

概要

八ヶ岳の南の端から北の端まで歩くやつの続きよ〜!

前回↓

futaristyle.hatenablog.com

3日目

07:18 白駒荘〜縞枯山

白駒荘で起床、めちゃくちゃ安眠できた...!そして朝ごはんも人権〜〜!!!!👏👏👏

白駒池に別れを告げて八ヶ岳の北の方へ、この日の宿泊地である双子池ヒュッテ向けて進む。

晴天で朝は木漏れ日が気持ちよかったわね〜

まずは縞枯山を目指して登っていく。山体を見るとなんか一部分が木が生えていなくてハゲてることが分かるように、”縞枯れ現象”が起きてる山なのだ。

この辺は権現岳や赤岳までの道のように、鎖を伝って崖を登らないといけないような、死を伴うような道はない。

ゆるキャン△の温泉が近くにある夏沢峠を挟んで、こっち側は北八ヶ岳っていう区分になるのだけど、南の方にある南八ヶ岳と比べると比較的危険箇所が少ないようになってるみたいだ。まぁ...後で”ちょっと危ねー山”は出てくるんだが...。

それでもシンプルに体力を潰しにくるような急登はある。

道中、茶臼山展望台という展望台を見つけた。ここからの景色もすげー綺麗ね!!!!

南側、赤岳がやっぱ異様なくらいにとんがっててウケるわね

西側は茅野市かしら。あと北八ヶ岳ロープウェイの麓の駅が見えるわね...ちょー立派だわ

そして北側、一番左にあるのが今回の山行のゴールの蓼科山ね。なんかもう目と鼻の先って感じがする。正直ここから蓼科山まで歩くなら1泊するまでもなく行けちゃうんだけど、色々寄り道もして八ヶ岳を満喫したいのでね、、、

茶臼山展望台から縞枯山まではすぐね。道中、実際に木が枯れまくってるゾーンも通ることになる。ドウシテコウナッタ...

09:30 縞枯山〜三ッ岳

縞枯山の山頂到着!!!!!!!じ、地味〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!

ほんまにここ山頂か!?と思って道を戻ったり、道中会ったご夫婦にも聞いたりしたのだけど、やっぱしここがそれっぽかった。

あとYAMAPが指してる山頂の地点がズレてるのがすっげー気になるんだよね(YAMAPの地図にあるユーザーさんからのコメントにも「ここは山頂ではない」みたいなのがあって草だったわね)

次は三ッ岳を目指して歩いていく。

縞枯山から先に雨池峠というところで分岐があって、最短で北横岳ヒュッテという山小屋まで行ける道と、三ッ岳を経由する遠回りでちょっとハードな道がある。もちろん今回は後者でいくよ!!!!

三ッ岳はバリエーション豊かな登山道になって、人の通った形跡が明らかに少ない草ボーボーの道とか、ちょー急な岩場を登っていく。

めっちゃどうでもいいけど岩にガリガリ〜ってついた登山靴やアイゼンの爪の跡...こういうの...いいよね...。

あと小学2, 3年生くらいの子が号泣しながら父母に連れられて向こうから下って来たのが印象的だった。流石にその年でこんなとこ登らされるのはかわいそうな感じしたわね

11:04 三ッ岳〜北横岳

三ッ岳 I峰到着〜!!!!!!

「I峰ってどゆこと?」って思うだろうけど、三ッ岳はその名の通り3つの峰の総称で、つまりは I峰・II峰・Ⅲ峰があるわけなのだ。↓に見えるのがこの先にあるII峰。

岩がごろごろ積み上がってるやっべー山体を見て察しがつくだろうが、この先は巨岩をよじ登ったり、ジャンプして岩と岩の間を飛び越えたりする超楽しい道が続くよ〜!!!

鎖場はさも当然のようにある。

そしてII峰はあっという間に到着。次はⅢ峰へ

もう基本はずっと岩の上を歩いていく感じね。岩と岩の間は、落ちたらただでは戻ってこれないであろう高さの穴があるので、どうやって歩けば無事に先に進めるか考えるのがパズル解いてるみたいで面白かった 

これはペットボトルの墓場。

そしてⅢ峰も到着。三ッ岳制覇、楽勝だったわね!!!!

あとはここを下っていけば北横岳へ向かう道と合流できる。道中反対側から来る人から「この先ってどうなってるんですか〜?」とか「ストックって邪魔ですかね...」みたいなことを聞かれた。全てドヤ顔で解答してあげたわよ。

三ッ岳の登山道を脱出できた。北横岳の方面からはこの道に入るところに注意の看板も設置してあったわね。雨池峠の方は...なかった気がするけど...

北横岳までの道は結構整備されてる道になっていた。まぁロープウェイで上がってきて、一番近い山頂っていうのもあって、観光気分で来る人が多いからだろうね。この辺は山を歩くような格好じゃない人はめっちゃいた。

12:40 北横岳〜双子池ヒュッテ

北横岳到着〜!山頂の人口密度、高ッッッッ!!!!!!

苦手なタイプの山なのでパパッと写真を撮って逃げるように先へ。

この日の宿泊地である双子池ヒュッテを目指してひたすらに山道を下っていく。道中、大岳というピークがひっそりとあるのでそこも寄っていくことにした。

ここからの道はさっきの北横岳の華やかさから一変し、本当に地味で油断したら道迷いもしそうな森を歩くことになる。

大岳への分岐。大岳へ登った後はまた同じ道に戻ってくることになるので、ザックを置いていくことにした

少し登ったら山頂に到着。周りに人の気配を感じない静かなところであって、景色は凄い良いし、風化したお地蔵さんもいて、八ヶ岳の山々の中で番神秘的な何かを感じれるところだなって思った。こういうので良いんだよ、こういうので!

双子池ヒュッテまでの道に戻って来た。

目印を追ってないとわかりにくい道とか、三ッ岳みたいに巨岩を越えたりだとか、ゆっくり下らないと危ないな〜って感じの道が続いた。

ここは唯一どこに道が続いてるのかわからなくて、ちょっと悩んだ巨岩パズルゾーン。印のある岩の右奥に続いていた

そんで双子池ヒュッテがやっと見えて来たわね〜!体感的にめっちゃ時間かかった感じしたわよ!

14:52 双子池ヒュッテ

無事到着〜!ということでまたまた小屋レポートのお時間です...。

今回は相部屋で泊まることになってたのだが、小屋内にはテントが張ってあって、ここを寝床として使ってくれとのことだった。こ、これがグランピングってやつですか...?プライベートスペース確保されてるの素晴らしいわね!!!!

売店ではクラフトビールが充実しててウヒャヒャヒャヒャ!!!!!!となった。ただここまででお金使いすぎてお財布の中がピンチ!になってることに気づいたので、一本だけ買って飲むことにした。

金欠と言いつつ、モンベルとコラボした双子池ヒュッテ限定のウィックロンTがあったので、それも買っちゃったのだが...。ウィックロンT is GOD。

双子池ヒュッテはその名の通り双子池っていう池の畔に建っている。双子池は白駒池ほど大きくはないけど、水が超綺麗で落ち着ける場所だったわね。あと”双子”っていうように、雄池と雌池の二つがある。

特に雄池は居心地が良すぎて、晩御飯の時以外は基本的にずっとここでのんびりしてたねぃ。水中に生き物がいっぱいいたし、眺めてるだけで楽しかった。

そういえばくつろいでる時に、さっきあたしが下りて来た道の方から「ウワー!」っていうおじさんの悲鳴が聞こえてきた。小屋のご主人が「大丈夫ー!?」ってこえをかけるなどして、しばらく緊張した空気が漂っていたね。それから15分くらいしたらトレランの格好したおじさんが小屋まで来て、どうやら道でこけたくらいだったらしく、無事でよかったけどねい。

そんで晩御飯...山でのご飯で過去一人権を感じたかもしれない...。

て、天ぷら〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!ええんか!?!?ご飯と豚汁だけでも十分すぎるでしょ!?!?!?!

あと、ご飯と豚汁、おかわり無料なんだよね。。。は!!?豚汁おかわり無料!?!?!?!?!?!?!!?!?

しかもこの上馬刺しがついてくるプランもあった模様...。充実しすぎてなんか恐くなってきたわね...。

そんなこんなで3日目も終わり。

4日目

06:32 双子池ヒュッテ〜蓼科山

最終日、八ヶ岳の南端である蓼科山を制覇して下山するわよ。

双子池ヒュッテで体に優しい朝ごはんを食べて出発。ちなみにご飯とお吸い物はおかわり無料👏 絶対お腹に優しくないレベルのバカ食いしてしまった...。

この日は帰りのバスの時間も決まってるのと、台風が南の方から接近してて午後から雨になるのはほぼ間違いなかったので、できるだけ早めに蓼科山まで登っちゃうことにした。

蓼科山中にある蓼科山荘まではゆるやかな坂が続いていて、ちょっと早めのペースで歩くにはちょうどよかったね。

道中にある双子山っていうちょいマイナーなピークも制覇した。

一度大河原峠に出て、蓼科山の登山道に入る。

蓼科山荘到着。こっからが本番で、岩がゴロゴロしてるところを登っていくわよ!!!

登山道の険しさに対して、やっぱり人はめっちゃいて人気な山だなというのが分かったね〜!ただそんなに長丁場でもないので、あっという間に山頂に到着できた。

08:29 蓼科山〜白樺高原国際スキー場

蓼科山山頂、到着〜〜〜!!!!!!うおおおおおおおおついにここまで来たぞ!!!!!!!!!!!ここまで長かったわね...!!!!!!

ヤマノス本編だとガスちゃってたけど、晴れてて景色を見渡せて最高だったわね〜〜〜〜〜!!!!!!!!周りに岩しかねぇ!!!!!!!!!

しばし山頂を周遊することとした。

南側の方を見ると赤岳はなんとなくシルエットわかるかな〜程度になっていた。八ヶ岳は連峰のどこにいても端から端までほぼ見えるようになってて面白いわね...。

ご利益ありそうなちっこい神社もあり

というわけで、あとはもう本当に下山するだけね。近くにある蓼科牧場ゴンドラリフトの駅”御泉水自然園駅”を目指して下っていくわよ。

蓼科山荘から先の道はザレてて、下山してる人はちらほら滑ってたわね〜。油断大敵。

登山道を抜けたらちょっと歩いて、、、御泉水自然園駅到着!!!!!!

お疲れ山!!!!!!!!

時間的に余裕があったので、御泉水自然園駅近くでシュークリーム食べるなどしてゆっくりさせていただいた。いい感じのテラスもあるし、避暑地としては最高ね〜🎐

ゴンドラリフトで麓の駅まできたらバスを乗り継いで茅野駅までいって帰る...。蓼科山、公共交通機関使うとアクセスがちょい面倒臭ではあるのだが、めっちゃ良い山でした!!!!!👏👏👏

以上で今回の縦走はおしまい🙏 40kmくらい歩いたけど、3泊4日で美味しいご飯食べて十分すぎるくらい休むこともできたし、純粋に八ヶ岳を満喫できた気がするわね〜!

ヤマノススメ登山記録38 - 3泊4日人権まみれの八ヶ岳主脈縦走(前編)

やまのいんふぉめーしょん

概要

八ヶ岳山梨県から長野県にかけて連なっている山々の総称。山に登らない人も、八ヶ岳の麓まで行ったこととか、名前くらいは聞いたことはあるんじゃないかしらね。

2023/09/24現在では、ヤマノススメ作中で登山する回があったのは八ヶ岳の北端に位置する蓼科山だけ(作中で登場したっていうのだと、赤岳とか天狗岳も含まれるけどね)

蓼科山は標高2531mで登山道の途中から山頂にかけて巨岩がごろごろしてるけど、途中までロープウェイで上がって行けたりするし、比較的登山初心者さん向けの山。

蓼科山だけ登るんであれば超余裕なんだけど、ちょっと味気ないな〜&八ヶ岳を満遍なく満喫してみたいな〜ということで、今回は3泊4日で八ヶ岳の南の端(編笠山)から北の端(蓼科山まで歩いてみたのよ〜!!!

あとできるだけ疲れたくなくって純粋に満喫したかったので、お金のパワーを使って3泊全て小屋泊して美味しいもの食べて休めるようにした。最高に楽しみながら歩くことができたわね!

この記事では4日のうちの前編として、1・2日目について書くわよ!

1日目

07:07 観音平駐車場〜編笠山

1日目は、八ヶ岳の最高峰である赤岳の山頂にある 赤岳頂上山荘をゴールとして歩いていくわよ。

まずはJR小淵沢駅からタクシーに乗って観音平の登山口へ向かう。小淵沢駅からはMOUNTAIN TAXIっていう、安価で登山口まで運んでくれるタクシーのサービスをやってるんだけど、これ出発の時間が09:00でちょっと遅すぎるのよね。

9時から登り始める登山客って全然いない気がしてるし、もっと時間早めてほしいなぁ...

www.mountaintaxi.jp

ということで普通のタクシーに乗って登山口まで向かった。 ちなみに料金は3570円になった 💸

駐車場からすぐに編笠山までの登山道に突入。いくぞいくぞ〜〜!!!!

ゆるやかな土と木の根っこで構成されたような道を歩いていく。一部ドロっとした道もあったけどこの辺は特に危険箇所もないし、歩きやすかったかな。なんかすごいスピードで登っていく家族連れ?がいて、追い抜いたり追い抜かれたりしつつ登っていった。

”押手川”というポイントから先、坂が急になって岩が目立つようになってきた。後でお世話になる青年小屋の応援メッセージを見かけたら、山頂はすぐそこ

09:26 編笠山権現岳

編笠山の山頂、山頂は満遍なく岩がごろごろっと敷き詰められてて特徴的、そんでガスってて何も見えねぇ〜〜!!!!

雨もちょっと強くなって来たので、少し休憩したら次のピークである権現岳を目指す。

これはアンティキティラ島の機械(え?)なんでもないところにこんな錆びた部品が落ちてて気になるわね。

岩まみれゾーンに突入した。いくつかの岩にはちゃんと登山道を示す印がちゃんとついていたので安心だったが、これがなかったらガスってるし全然道がわからん!

権現岳までの道中にある山小屋、青年小屋に到着!ここ、お食事の提供は11時からだったのだけど、時間を知らず「カレー食べれますか?」って聞いたら、少し早い時間だったけど作っていただけた...本当にありがたかったです...。あとめっちゃ美味しかったです!!!!!!

青年小屋から先は恐らく稜線を歩いてるのだけど、まぁガスりまくっててよくわからんという状態が続いた。あと、この辺は緑色のちっこい羽虫(?)がわんわん飛んでてやばかったわね...。

紫色の花々がいっぱい見れたのは嬉しみ。タイツにトゲトゲした葉がグサッと刺さるやつは勘弁してくれって感じだったが...。たぶんヤツタカネアザミっていうアザミの一種かな?

しばらくして急に崖っぽい道になった。南八ヶ岳の正体が現れてきたわね...。

八ヶ岳?余裕じゃね?って思ってたけど、落ちたら洒落にならん鎖場もこの先ちらほら出てくるのだ...。まぁ剱登ったあたしにしたら、こんなの余裕ですけどもね〜( ͡° ͜ʖ ͡°)

赤岳の方面と権現岳の方面への分岐。一回権現岳まで登ってからまたここまで引き返してくるよ〜。

11:53 権現岳〜赤岳頂上山荘

権現岳とうちゃ〜〜〜〜く。なんかありがたそうな石碑があったりしたのでパシャり。そして退散。

次は本日のお宿がある赤岳を目指すぞ!!!!と早速超おっかない梯子が登場。”源治梯子”と呼ばれてて20mほどあるらしい。

この梯子、一部分が崖から外れてて、下っていくたびにゆらゆらしてちょっと恐かった。登山道にあるやつだと、梯子は鎖より全然信用できないんだよね、、、この気持ちわかる?

そこからちょっと歩くと”故芹澤君追悼標”という文字が刻まれた銀色の道標が。芹澤君が誰なのか気になってネットで検索したけど、全然情報が出てこなくって恐くなった。

今度八ヶ岳の山小屋に来た時に小屋の人に聞いてみようかしら。

この道標を過ぎたあたりから徐々に天気が回復!青空が見え始めた!

ツルネ(京都アニメーション

まだ雲はかなりあったけど、下界の景色を見下ろすこともできた。

ここから見えるのは富士見町あたりかな。半分くらいが田畑になってて田舎っぽくていいわねっ!あとすっげー特徴的なあの全然木が生えてない稜線は”青ナギ”と呼ばれていて、 赤岳へ向かう一般登山道ではなくバリエーションルートの一部分らしいわね。

赤岳の山体もついにその姿を現した...。なんかいろんなところで崖崩れ起きてそうで物騒な見た目してるわね...。うひゃー、これからあそこまで登っていくんかい!

赤岳までの登りはたぶん今回の山行では1番体力持ってかれたねぇ...。特に傾斜が結構エグい岩場の登りが長くて、落ちたら死!の緊張感もあった。

そんなこんなで頂上まであとちょっとのところまできたぁ!結構疲れたよ!

もう雲の上を歩ってるって感じね!!!

そして赤岳頂上山荘にも無事到着〜。3時ちょい過ぎてしまった。

15:04 赤岳、赤岳頂上山荘

ここからは赤岳頂上山荘の小屋レポしていくわよ〜。赤岳頂上山荘はその名の通り、八ヶ岳最高峰である標高2899mの赤岳の山頂の超近くに建っていて、徒歩5分くらいで頂上まで行けちゃうのよっ!

売店では飲料水や行動食、カップ麺など一通り売ってたわね。🍺を買って、外で飲みながら天気回復しないかな〜ってたそがれてた。

寝床は二階建てになってる。平日だったのもあったか、あまりお客さんはいなくて寝床を広々使えたのは良かったねぃ。

あと寝床や食堂の窓からは外の景色が見れて、雲海が超綺麗なのよね(あたしが滞在した時はあんまり綺麗に見れなかったが...)

晩御飯も大変人権を感じさせていただきました。ご飯と、、、これは何汁だったか覚えてないが、おかわり無料は正義!

あと小屋の中に昭和感のある本沢温泉の看板があった。好き。

ということで1日目終了!就寝!

2日目

05:49 赤岳頂上山荘〜横岳

5時くらいに起きて朝日を見にいった。1日目はずーっとガスってて景色はほとんど見えていなかったが、この日は快晴!!!!最高!!!!!!!

脳内でほのかちゃんのキャラソン”テンダー・ファインダー”が再生されて、めっちゃエモい気持ちになって来ちゃった...

好きって思った風景が地球のどこかで待っているから...

360度どこを切り取っても綺麗な風景があったけど、一番気に入ってるのは山小屋の窓から見えた富士山かもしれない。ここに住みたい... (;ω;)

朝ごはんは赤岳頂上山荘で持たせてもらったお弁当、ちらし寿司ね〜。うまうま🐟

お腹を満たしたらば出発!2日目は白駒池というところの近くにある白駒荘を目指して歩いていく。

赤岳頂上山荘を少し降りると赤岳展望荘という山小屋がある。八ヶ岳は宿泊できるところがいっぱいあって安心感やばいわね〜!

ヤマノススメのオタクさんはここを通り過ぎたら是非後ろを振り返ってもらいたい...。そう、”あの景色”がそこにあるのだ...。

1巻の表紙のところなのよ!!!!!!!!!マアアアアアアアアジでこれが見たかったんだよ!!!!!!!!!やっと来れたぞ!!!!!!

ちなみにヤマノス本編でもちょくちょく八ヶ岳の話題が出てきて、そん時はほぼこれと同じ構図の描写があるのよね。何かと赤岳ってヤマノススメと関わりが深い山って気がしている。

ありがとう赤岳、めっちゃいい山でした👋 と別れを告げ先へ、、、

ここから次のピークの横岳までは、赤岳まで登って来た時の道ほどじゃないけど、鎖場や梯子を登ったり、ちょっぴり崖っぽい道を登ったりしてそこそこハードだった。

07:08 横岳〜硫黄岳

横岳山頂到着〜!!!!

ここは八ヶ岳の中でもどっちかっていうか地味な方の部類になるピークって感じだと思ってる。ポジション的に赤岳のついでに登られそうなのよね。

ただ今回縦走してる自分的にめっちゃテンション上がる景色があって、南側を見ると今まで歩いて来た道が、北側を見ると最後の蓼科山までを見渡すことができて、めっちゃモチベーション高まったねぇ!!!!

次に目指すのは硫黄岳よ〜!

横岳から先の道はしばらく崖登りとかはなくって、稜線をずーっとのんびり歩いて行ける感じの道が続いていた。いいわねぃ〜。

あと八ヶ岳に属する山々は火山でもあって、中学校の時に習ったような気がしなくもない火山っぽい石ころとかが各所に転がってるのよね。中でも特徴的だったのが富士山みたいになんちゃって”砂走り”って感じの道があって、駆け降りたりした!楽しい!🏃

道中硫黄岳山荘に寄った。

ここではなんとマウンテンハードウェアとのコラボTシャツを売ってたねぃ!ノースフェイスとかモンベルのコラボTはよく見るけど、こりゃ珍しいと思って買っちゃった。デザインもかっちょいいしね

https://www.mountainhardwear.jp/shop/goods/goods.aspx?goods=OE5353011---XS000&create_s_key=2df94cf62ff9e27e0d7776d143d1419388a785311bec2dbc6405a9086faa8dfb&create_s_token=wWvgjL4ULlpyvTOMwmk27v2i8bmNwhNujczvmAqQU9caDwxqncPv9tlnIwhO7pYswww.mountainhardwear.jp

硫黄岳山荘から十数分歩いたら硫黄岳の山頂に至る。

これは登ってる途中で偶然、靴にとまったベニヒカゲちゃん。ちなみに捕まえると1年以下の懲役又は50万円以下の罰金らしい...。ヒェッ....

www.pref.yamanashi.jp

08:09 硫黄岳〜根石岳

硫黄岳山頂に到着。ここは写真に収まらんくらいの超でっかい火口があるのよ〜。

火口の周りはある程度歩いて行けるようになってるんだけど、途中から道が崩れるリスクがあるらしく立ち入り禁止になっている。

北側を見ると、さっきまでは見えてなかった天狗岳も姿を現したわね。あと🍮みたいな形をした蓼科山は、この先もしつこいくらいに見えるのよ〜

inゼリーもぐもぐするなどして休憩したら、次は根石岳へ向かう。

まずは一気に300mほど下って、夏沢峠まで行くよ。

昭和感ある本沢温泉の看板2が見えたら夏沢峠到着。

ちなみに本沢温泉はゆるキャン△の映画にも登場した露天風呂で、以前聖地巡礼で訪れたことがある。さすがにルートからそこそこ外れるので今回は行かなかったけど、開放感があって最高なので一度は行ってみるべし!

夏沢峠から根石岳は木がモッサモッサしてる緩やかな道をひたすら登っていく。途中思いっきり道間違えて、夏沢峠からさらに下に降りていっちゃって危なかったわい。

根石岳の山頂が見えてきたが、そっちにいく前に根石岳山荘でお昼ご飯!ラーメン食べたよラーメン!

あとここ置いてあるお酒の種類の数がすごかったり、根石プリンっていう🍮が名物だったり、トイレはめっちゃ綺麗で窓から絶景が見れたり、色々面白いし素敵な山小屋だった...!特に🍮は今回食べるの忘れちゃったので、また来たいわね!

10:18 根石岳天狗岳

根石岳山荘から5分くらい歩いて根石岳山頂到着。さっきはよくわかんなかった硫黄岳の火口の全容が見えておもろかったわね。なんか想像していた火口とは違った

次は天狗岳へ向かう。

天狗岳は西天狗岳、東天狗岳っていう東西二峰から成る山で、ヤマノススメでは中学生時代の楓さんが西天狗から東天狗まで歩いてくるシーンがあったわね!

とりえあず東天狗岳の方へ行く。根石岳からは体感5秒くらいで着けるくらい近かった。

10:46 天狗岳〜白駒荘

天狗岳到着。ちょっとガスって来たわね...。

西天狗岳はルートからちょっと外れたところにあるので、東天狗岳にザックを置いてピークハントしに行くことにした。で、体感1秒で到着。

再度東天狗まで登ってザックを回収、次は白駒荘を目指して歩いていくわよ〜。こっからは特に目立った山頂までは登ったりしないしキツい道もないのだけど、そこそこ長い戦いには感じたわね〜

編笠山権現岳間の岩がゴロゴロいっぱい転がってるゾーンみたいなのが再び出て来たりもした

黒百合ヒュッテに寄り道、アイスチョコバナナ食べた。文字通り冷やしたチョコバナナであった🍌

黒百合ヒュッテから少し進むと中山峠。オコジョちゃんっぽい影を見かけたが、カメラを取り出すのが遅れて姿を撮れなかった...。

寄り道再び、高見石小屋。珍しいな〜って思ってカリンジュースを飲んだわよ。

なんかすっごい人いたけど、この辺りから白駒荘までは登山の格好してない人も結構いて、普通に観光地になってるっぽかったわね〜。

高見石小屋から少し下ると白駒荘。「木道が滑りやすくて危ないよー」っていう注意書きをいくつか目にしたのだけど、ストッパー的な感じで板が打ち付けてあるのでそんなに滑り散らかしちゃう感じはなかったわね。

14:29 白駒荘

白駒荘到着〜〜〜〜!!!距離としては2日目の方が歩いてるのだけど、登りの標高差的にも1日目の方が全然きつかった感じしたわね。

ということで小屋レポのお時間です。

山の格好してない観光客がちらほらいるように、白駒荘は車+徒歩数分でアクセスできるところに位置している。そんなわけで山小屋っちゅーよりはもはやホテルなんよ。館内も、自分が宿泊したのは最近建てられたらしい新館で超綺麗。ちなみに2023年でできてから100年になるらしいわよ...よく続けて来たわね!!!

白駒池は...池っていうより湖...?ってくらいデカくて、静かに大自然感じながら飲む🍺は最高でしたなぁ...。池を見ながらぼーっとできる休日、良すぎる。

晩御飯は、、、牛肉!!!!!人権がありすぎるだろうがよ!!!ふぉおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!疲れた体に🐃と🍺は効くんですわ〜〜〜!!!!!!

そんで夜は満点の星...!ビューティフォー...!

あとたぶん要予約なのだろうけど、白駒池にボートで漕ぎ出し、ボートの上で星座鑑賞するツアーもやっていた...。良すぎるだろ...。

八ヶ岳での休日を謳歌して2日目はこれにて就寝。

後編に続きます...。

ヤマノススメ登山記録37 - 立山と剱岳 1泊2日で縦走した 🦀

やまのいんふぉめーしょん

概要

剱岳はいくらか危険な登山道を経験をして絶対行けるっていう自信がついたら行こうね。ヤマノススメに出てくる山でトップレベルに危険なのよ!

2023/08/06 現在、まだヤマノススメ原作では立山剱岳回はやっていなくて、これから登ろうって計画を立てている段階。そんなわけで今回は先取りしちゃった感じね。

本当はヤマノスの本編にこれらの登山回が収録されてから登りたかったっていうのもあるけど、特に剱岳に関しては最近めっちゃ山登ってて慣れてる今なら絶対登れる自信があったから、今のうちに行っておきたかったんわよね。

立山は山に登ったことない人でも知ってるであろう飛騨山脈北部にある山で標高3015m。富山県の街中からめっちゃ見える立山連峰っていう連なった山々の一部ね。

立山は雄山、大汝山、富士ノ折立っていう三つの峰から成ってて、その中でも雄山は主峰ってことで、山頂に雄山神社っていう立山信仰の象徴的なお社があって超神秘的。ここに関しては登山道がそこそこ整備されてるのと、ケーブルカーやバスなどを使って標高2450mの室堂平まで上がってそこから登って行けるため、初心者の人でも少し頑張れば登頂できるのよ。

ていうか室堂平に行くだけでも、お花畑とか北アの山々の景色が素晴らしすぎるので、登山しなくてもかなり満足感が高い山なのよ〜✨

剱岳は標高2999mの山で、とにかく山頂までの道が険しく危険で「劒岳 点の記」という映画にもなっている。

あと、ヤマノススメの本編には登山描写はまだないものの、2巻の表紙に写真が使われていたり、お嬢がひなたちゃんに励まされて富士登山の敗北から立ち直る二十三話っていう超重要な回の扉絵にもなってるやつなのだ!

ここは「カニのタテバイ」や「カニのヨコバイ」という有名な難所を含む13箇所もの鎖場を経て登らないといけないようになっていて、毎年滑落事故起きまくりな日本でも屈指のヤベー山なのよ 🦀

でも「岩と雪の殿堂」と謳われるように、岩稜と雪渓が広がる景色はここだけでしか見れないし、死の危険は付き纏うけどめちゃくちゃ楽しいところでもあるのよ!

今回は別山尾根ルートで、1泊2日でこれらの山々を制覇してきた。特に剱岳は間違いなくこれまで登ったヤマノススメの山で最高の難易度だったよ...!

1日目の記録(室堂→立山(雄山)→剣山荘)

07:14立山駅→室堂

室堂まではマイカーが規制されちゃってる関係で、ここに行くにはバスやケーブルカーなどを乗り継いでいく必要があってアクセスが結構大変。

https://www.alpen-route.com/timetable

特に長野県側からだと乗り継ぎがつらすぎるので、今回は富山県側から行くことにしたよ。ほんまに水曜どうでしょうのサイコロ4なんだよね。

あとあと、立山に行く時は絶対WEBきっぷを予約して買っていった方がいいよ!激混みなのでバスに乗れなかったりするからね!

tateyama-kurobe-webservice.jp

そんなこんなでスタートは立山駅から。到着したのは朝の7時くらいだったけど、車は駅からそこそこ離れた駐車場じゃないと停められないくらいには混んでいた(スペースはまだまだ余ってる感じだったけど)

ちなみにあたしは🏍で来たんだけど、🏍は駅の近くに専用の駐車場があって、しかもそこは結構空いてて余裕で停めれちゃった...!!!🏍サイコー!!!!!

立山駅からは立山ケーブルカー立山高原バスの2つを乗り継いでいく。

高原バスでは室堂までの道中にあるスポットを色々紹介してくれるんだけど、車両の右側の座席に座るとほとんど見えないから左側の座席に座ることをオススメするよ...。あたしは失敗してなーんも見えなかった...。

09:35 室堂→雄山

室堂平到着〜!!!もうここが山頂でいいんじゃね?ってくらいの絶景!!!!!!最高ね!!!

ということでまずは雄山の方を目指して登っていくわよ〜。この辺は如何にも観光目的です!っていうゆるい格好してる人もいっぱいいたわね。

時間的にも余裕あったので📸でパシャパシャ撮りながらのんびり登っていった。マジで景色が最高すぎるのよね。空気も美味しすぎてマイナスイオンの過剰摂取してしまったよ

ほんわか雪渓歩きもあった。ちなみに左側はちょっぴり崖で滑ったら怪我するだろな〜ってとこなので、ここは雄山までの道で唯一の危険箇所って感じだったわね。

そんなこんなで中間地点の一の越山荘まで来た。ここからは岩を登ったりもする本格的な登山道になる。ここを登ったら雄山の山頂よ〜!

ちょっと登って振り返ったら、高山あるあるの尾根で雲が分断されてるやつが見れた。まぁこれからこの雲がどんどんこっちに進攻してきてガスりまくるんだけど...

室堂から雄山にかけては人がいっぱいで所々で渋滞が発生する。猛暑の中だとグワアアアアアアア!!!!ってなるけど、涼しいしガスってるおかげで直射日光にもさらされなかったから辛くはなかったね

11:13 雄山

雄山山頂到着〜!!!!!!なーーーーーーんも見えねぇーーーーー!!!!!!!!!!

晴れてると槍岳や奥穂岳なども眺められるらしいんだけどねぃ...

雄山には雄山神社峰本社があって、山頂にある神域とされている鳥居の先でご祈祷してもらえる。普段こういうのはやってもらわない人間なのだけど、この後無事に剱岳に登って帰ってこれるようにとやって頂くことにした。

ご祈祷のあとは登山客が揃って「バンザーイ!」するのが慣例?となってるようで、あたしも混ざってバンザーイ!してきたよ

12:10 雄山〜別山

ここからはこの日宿泊する剣山荘を目指して、立山の残り2つの峰である大汝山と富士ノ折立、真砂岳別山を練り歩いていく。小雨レベルだけど雨も降ったり止んだりしていた。

この先からは本当に登山目的で来ている人しかいないので、さっきの雄山まで道のような賑やかさはなくなる。

ちょくちょく登山客のパーティとも会うんだけど、なんかあんまり山に慣れてなさそうな 👴 👵だけで構成されたパーティをガスってる中で見ると、「あの人たち無事に下山...できるよね...?」ってすっごい不安になってくるんよね...。

ガスってる中、長い長い稜線をひたすら歩く。ちなみに剣山荘までにある富士ノ折立などのピークは全部雄山に比べると地味だったね。

富士ノ折立〜別山の間の道を歩いてる時に、ちょくちょく太陽が出てきて晴れそうで晴れない...みたいな状態になってた。

絶対晴れたら最高なんだよなぁ...惜しい!惜しいのよ!!!!

14:04 別山〜剣山荘

別山の山頂に到着。ガスはマシになってきたけど、まぁ曇っててよくわかんない感じの天気ね。

近くにある別山のもう一個のピークである北峰も踏んでおいた。余計地味ね

あ、でもここから見ることができる内蔵助山荘と真砂岳と富士ノ折立へのトライアングルな分岐は個人的にビューティフォーだったと思ったね〜!

次は剣沢キャンプ場の方を目指して下っていく。ちょっと砂っぽくザレてる坂道で、油断してると滑って転げちゃうような道だったねぇ

キャンプ場が見えてきたね〜。それに剱岳の方に近づくにつれて徐々に天気も回復して来た気がする!このキャンプ場は剱岳に一番近くて、晴れていればその山体を眺めながらキャーンプ!できるのよね。次来る時はここに泊まってみたいなぁ...

↓の写真、晴れていれば雲があるところに剱岳がドーーーン!ってあるはずなのだ

キャンプ場には水飲み場があったので一応補給しておくことにした。ちなみにこの水、火を通さないと飲んじゃいけないタイプのやつだったんだけど、生のまま1ℓくらい補給して飲んじゃったよ...!

飲んでから二週間経っても体調に別状ないので、やべー菌とかには幸い当たらなかったみたいだけど...。

剣沢キャンプ場を過ぎたら剣山荘までは30分そこら。

雪渓の裏側を見て遊んだりもした。雪、分厚ッッッッッ!!!!!

道中ついでに剣沢小屋という山小屋にも寄ってみた。ちなみに剣山荘はここから谷を隔てて向かい側にあって、剣沢小屋から様子を監視できちゃうのだ!

ここにはTHE NORTH FACEとコラボした限定のTシャツなんかも売っていたよ。ネットでの販売もやってくれてるからここに来なくても買えちゃうんだけど...

yamatrip.com

剣沢小屋からはこの日のラストスパート、岩だらけの所や、さっきより滑ったら確実にやばい雪渓を歩いて剣山荘へ...

15:58 剣山荘

ということで剣山荘到着〜!とりあえず1日目の山行は終わりね。

ここからは山小屋レポートよ!

剱岳小屋同様、ここにも限定グッズは色々あったね。特に人気なのはTシャツらしかったけど、Tシャツは色々持ちすぎてるのでポロシャツ買ってみた。プリントがちっちゃくて剱岳感は控えめなので、あんまり「剱岳登ってきたぞ!」アピールしたくない人にはオススメ

小屋内には劒岳点の記のサイン入りポスターもあった✨他にもこの映画に関するインタビューの記事が載った新聞の切り抜きなんかも飾ってあったわね。ここに来る前に映画はアマプラで視聴してきたので、聖地巡礼できてめっちゃ楽しかったわ!

寝床はこんな感じ。ビニールでお隣さんとの空間が遮断されてるのはいいね〜。しかもあたしの隣にはこの日人が来なかったのでめっちゃ快適だったよ

しかもしかも、一番窓側だったので、外の景色も眺められたのよ。北アの大自然を眺めながら屋内でゆっくりできるの贅沢や...。

晩御飯はトンカツ定食 🐖

ご飯とお味噌汁はおかわり自由よ!!!!人権ありまくりか!!!!!!!!!!

食後は外のベンチで夕日に照らされる山々を見ながらエモい気分に浸ってた。だいぶ空も晴れてきて明日の剱岳へのアタックのモチベもめっっっっっちゃ湧いてきたね〜!

そんな感じで1日目は終了。

2日目の記録(剣山荘→剱岳→室堂)

03:44 剣山荘→前剱

剣山荘に荷物を置いて、軽量な山頂へのアタック用のザックに行動食などを詰め替え、いよいよ剱岳に登っていく。

過去、山小屋からアタックザック背負っていく時はかかっても片道1時間くらいで山頂に到着できたものだが、剣山荘からはコースタイムにして往復約6時間もかかるのだ...。一応剣山荘はこの別山尾根のルートでは一番剱岳に近い小屋なのだが...。

まずは一服剱というピークまで登っていく。難易度が高いとは言え、やはり人気な山だけあってヘッドライトの明かりから結構な人数が剱岳を目指して歩いているのが分かった。

別山の方面を見ると剣沢小屋や剣沢キャンプ場に灯りが密集してて、おーいるね人間が〜って感じだった(?)

13個ある鎖場の1つ目が登場。序盤に登場する鎖場は他の山にもよくあるような鎖場で全然おっかなくはなかった。むしろここでおっかないな〜と思ってしまうのだったら引き返した方がいいかもね

結構あっという間に一服剣に到着。立派な標識はなくて地味なピーク。

一服剣から次は前剣へ向かう。一見「あれが剱岳やろ!」っ思いそうになるが、ところがどっこい本物の剱岳はここで見えている前剣の更に後方に鎮座しているのだ!

徐々に空も明るくなってきた。視界はよくなってきたけど、その分、登ってる時の高度感も増してきて来ちゃったねぇ

そしてついに本命の剱岳がその姿を現した!

04:55 前剣〜剱岳

前剣より先がいよいよ本番。この先浮石のある場所や、気を抜けない鎖場がいくつも登場する。

5番目の鎖場、もうここからクレイジーな鎖場が出てきたわね...。

足の踏み場がギリギリあるかなってくらいの岩壁のトラバース、あとこの鎖場まで行くまでにかかってる梯子もめっっっっちゃ恐くて、手すりがないのに両側は切り立った崖で落ちたらおしまいになって状態。これが本当に登山道か...?

ただ、しんどいって感情はなくて、良い景色見ながらバリエーション豊富な道を歩けるのはちょー恐いけどめっちゃ楽しかったね!✨

ソロで行くのはちょっと心細いので、できるだけ前を進んでるパーティにくっついて行動するようにした。

なるべく道迷いしたくないし、あと鎖場の攻略をする時に前に登ってた人がどこに足を置いてたかっていうのを見て真似でき るからね〜。

でも逆に後ろから煽られると焦っちゃうから苦手なのよね。なんかこういう鎖場での事故での要因の一つに、煽られて焦って足を踏み外したとか結構ありそうな気がするんだよなぁ。性格が悪い登山客はいっぱいいるし(経験論)

後ろを振り返るときれいな台形の立山も見えてきたね。たぶんこの辺で別山の標高2874mを越えたんだろう。山頂まではもうちょいよ...!

ついに出たわね!カニのタテバイ!🦀

たしかにここはここまで登ってきた鎖場と比べると、地面がずーっと下の切り立った崖をしばらく縦方向によじ登っていくことになるので、高度感は凄かったかもね...。でも割と楽勝だった✌︎('ω')✌︎

カニのタテバイを越えたら、ラストスパートのガレ場を登っていく。

そうそう、この日は自分が登ってる近くで2回落石があって実際に \ラーク!/ って叫ぶやつをやったよ。鎖場も恐いけど、前を登ってる人がいつ岩を落っことしてくるか分からないっていう恐さもあったね...。

あと山頂まですぐってところでテントウムシを発見してしまった...。なんでこんなところに生息してるんだお前、、、新種か?

06:17 剱岳

そしてついに...登頂〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!やったよ!!!!あたしやったよ!!!!!!!想いのち晴れ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

これまでこのブログに登山の活動記録を色々まとめてたけど、2018年の夏にヤマノススメサードシーズンの影響を受けて本格的に登山を開始してから、ここまで来れるとは思ってなかったね...。

運動不足で肺気胸になってたあの頃のあたし見てるか〜?ヤマノススメのおかげで日本でもトップレベルに危険な山に登れるようになったぞ!!!!

というわけでここからは山頂レポ。

剱岳の山頂からさらに北方には稜線が伸びているのだけど、こっから先は一般登山道ではなく、鎖場などの人の整備がほとんどされていない道を歩いてくるようになっている。でも...私、気になります!(いつかこっちから登ってみたいなぁ...)

これが例の三角点ね...!柴崎芳太郎、よう頑張った...

東側、早月尾根の方面。川の方から稜線がほぼほぼ一直線にずーっと伸びてきてて、見てて気持ちいわね...。こっちからも登ってみたい...!

そして南側、ここまで歩いてきた別山尾根の方面。個人的にこっちの景色が一番好きだね...。緑と雪渓が美しいのよ...!

山頂のお社。標高と山の名前が書かれた看板がなぜか豊富に種類あって好き!

以上!下山じゃ〜!!!!

07:12 剱岳〜剣山荘

剱岳では登りの道と下山用の道が分かれており、残り4つの鎖場はこの下山用の道で登場する...そう🦀の再来じゃ....!

カニのヨコバイ🦀 来ちゃ〜〜〜〜!!!!!!

タテバイみたいに楽勝かなと思ってたけど、や、ここがやっぱ別山尾根の鎖場で一番恐かったわね...。

事前に調べてて「最初の一歩は見えない」っていうのは知ってたけど、見えない足場を足の感覚だけで探るのは今までにやったことないし恐かったよ...。

でもその一歩を出して下りれたら、あとは壁の溝に足を置けるところがずっと横に続いてるんで、そこをカニ歩き🦀していくだけ。あとは比較的余裕だったね ✌︎('ω')✌︎

カニのヨコバイを制覇してもまだまだ気は抜いちゃダメで、前剣を越えるまでは落ちたら洒落にならない鎖場はまだある。

12番目平蔵の頭。剱岳方面へ向かってくる人との合流に気をつけながら、絶壁を登っていくわよ。

そして最後の鎖場、前剣の門。ここ超えたらもう勝利も同然よ!

ッシャオラァ!!!!!!!!あとは前剣の体感的にめーーーっちゃ長いガレた道や、一服剣を下っていくだけ。

剣山荘が見えてきたわよ!!!!!!!!たでぇま!!!!!!!

09:54 剣山荘〜室堂

剣山荘でもらったお弁当を食べて、回復したら室堂に向けて出発。下山では別山の方へは行かず、剣沢キャンプ場→剣御前小舎→雷鳥沢→室堂と歩いていく。

雪渓歩き再び。下りの方が登りより滑って恐かったなぁ。幸いシャーベット状になっていたので、つま先とか踵を使ってほじくりつつ、靴が引っかかりやすいようにして進んだ。剱岳来る時は夏でも絶対アイゼンかチェーンスパイクは持ってきた方がいいね...

剣沢キャンプ場から剱岳の方を振り返る。昨日とは違って、ちゃんとそのカッチョイイ三角形な山体がよく見えたね..。

名残惜しくなってきちゃったよ...(;ω;)バイバイ剱岳!またいつか来るからね....!(;ω;)

ここから先の登山道は特に危険箇所もなく、剣御前小舎までもゆったりした登りを歩いていくだけだった。

雷鳥沢まではなが〜〜〜い下り道。室堂平の色々ありすぎる面白い景色を見ながらだったから、全然退屈しなかったけどね〜!

雷鳥沢から階段を少し登ると、雷鳥沢野営場というキャンプ場に出る。

あとはもうお散歩コースね。1日目の一の越山荘までの道のように、舗装された道や階段が続いている感じ。

地獄谷!もくもくしてるわね〜!硫黄臭いわね〜!!

もう室堂のバス停まですぐなんだけど、雷鳥荘で一服しちゃうことにした。この辺りの山小屋は山小屋っていうかもうホテルなんだけど、登山せずにこの辺に泊まって優雅に大自然を楽しむのも一興かもしれんねぇ...。

600円の抹茶味のかき氷を注文したわよ。「ん、ちょっと高くね...?まぁいいか」って思いつつ注文したんだけど、値段相応なデカさのやつが出てきてひっくり返っちゃったよ!まぁ味は無難にかき氷って感じだったわね!

休憩したら先を進むよ〜。

みくりが池とか高山植物とか、見どころさんいっぱいで楽しかったわね〜!でも雷鳥さんには出会えなかったな〜...

ここな...雷鳥さんを見せてやれなくてすまねぇ...

13:25 室堂バス停

そんなこんなで室堂からバスに乗って立山駅まで下って今回の山行は終わり!

む〜〜〜〜〜〜〜〜っちゃ楽しかったぞ!!!!!!!!ヤマノススメの話が収録されてからもう一回は絶対来たいわね!!!!!!

お疲れ山!!!!!